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更新日:2018年12月27日

 

知事定例記者会見における発言要旨181227

この資料は,県政記者クラブとの定例記者会見での発言内容を要約したものです。

 

知事定例記者会見の動画は,こちらから視聴いただくことができます。 

いばキラ(外部サイトへリンク)

全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI 競技タイトル追加等について

 ※関連資料①(PDF:1,100KB)

 ※関連資料②(PDF:388KB)

今年を振り返って

来年の抱負について

取手市の女子中学生いじめ事案について(1)

原子力災害に係る県広域避難計画について

水道法の改正について

県女性プラザ館長及び県顧問について

取手市の女子中学生いじめ事案について(2)

平成29年農業産出額・生産農業所得について

県の民間人材受入の公募について

日本原電社長との面会について

原子力機構の廃止措置実施方針について

県庁内における風しん患者の集団発生について

(作成:報道・広聴課)
平成30年12月27日(木曜日)
11時16分~11時45分 会見室


 全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI 競技タイトル追加等について


共同(幹事社):幹事社の共同通信です。よろしくお願いいたします。

 まず知事から発表事項があるそうですので,よろしくお願いします。

知事:スライドにございますように,来年のいきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会にあわせて開催いたします全国都道府県対抗eスポーツ選手権についてお知らせをさせていただきます。

 既に選手権を実施するということにつきましては,タイトルを「ウィニングイレブン」ということで発表させていただいておりますが,このたび,新たに2つの新タイトルを追加して,計3つのタイトルで実施するということになりましたので,発表させていただきます。

 追加タイトルは,「グランツーリスモSPORT」,それから「ぷよぷよeスポーツ」,この2つでございます。

 「グランツーリスモSPORT」は,市販車からレーシングカーまで多彩な車を使ったレースゲームでありまして,最新のテクノロジーを採用しながらも,大人から子どもまで,シンプルなルールと操作で気軽にeスポーツ競技としてプレイできるものです。

 それから「ぷよぷよeスポーツ」でございますが,日本のパズルゲームの中でも高い知名度を有する「ぷよぷよ」をeスポーツ用に特化したもので,わかりやすいゲーム性と高い競技性を兼ね備えたeスポーツにふさわしい内容となっております。

 今回のタイトル追加につきましては,今年の5月の全国都道府県対抗eスポーツ選手権の発表以来,大変反響が強かったということで,連名で主催者になっております一般社団法人日本eスポーツ連合よりご依頼がありまして,より多くの方が大会に関われるようにということで,我々としても前向きに検討をした結果,今回の2タイトルの追加に至ったわけでございます。これを受けまして,さらにeスポーツの大会が盛り上がることを期待したいと思っております。

 大会の概要でございますが,実施タイトルはこれで計3つになったわけでございますが,各都道府県での予選方法は来年2月から随時発表させていただいて,あわせて出場エントリーを開始したいと考えております。予選の開始時期は4月下旬から8月まで,本大会は10月4日から6日まで,県内の会場で開催したいと考えております。

 今日の正午から,いきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会サイト内に専用サイトを開設いたします。各タイトルの詳細,レギュレーション,エントリー方法など,今後このサイトを通じて順次発表していきたいと考えています。

 私からは以上です。

共同(幹事社):ありがとうございます。

 まず幹事社のほうからお願いいたします。

 eスポーツに関しては,これまでもプレ大会を実施してくるなり,いろいろ取り組みをやってこられたと思うのですが,これまでやってこられて,知事のeスポーツへの手応えというものは,今感じていらっしゃることはありますか。

知事:今年は,国体にあわせてeスポーツ全国大会の開催も発表しましたし,アジア大会で日本のチームが「ウィニングイレブン」のeスポーツ大会で優勝したというニュースもありましたし,まさにeスポーツ元年だったのかなと考えております。

 プレ大会も非常に盛り上がりを見せたのかなと思っていますので,手応えとしては大きなものがありましたし,来年の国体,それから,障害者スポーツ大会を盛り上げるためにも,このeスポーツ全国大会が大きな役割を果たすのではないかなと思います。

共同(幹事社):もう1点お願いします。

 今回で3つになりましたが,今後さらに増える可能性というのはありますか。

知事:今のところ予定はございません。

共同(幹事社):わかりました。各社さん,お願いします。

毎日:この「グランツーリスモSPORT」と「ぷよぷよeスポーツ」になった経緯,この2つの競技はどういうふうな経緯で。

知事:基本的には,日本eスポーツ連合の方から,「グランツーリスモSPORT」と「ぷよぷよeスポーツ」をご推薦いただいたということでございます。

我々としては,考え方として,「コンセプトがわかりやすい」。それから,「競技性が高い競技」ということ。それから,「追加の課金,ユーザーの金銭的負担が無いもの」である必要があるのではないかなという視点は持っていました。

 それから,タイトルの追加ということが,このeスポーツの全国大会の一層の盛り上げに役に立つかどうか,今後のeスポーツの産業としての発展に向けて資するものなのかどうか,そういうことなどもいろいろ総合的に考えて,今回,この2つのタイトル,ご推薦いただいたものについて前向きに検討したということでございます。

毎日:推薦があったのはこの2つだったということですか。

知事:そうですね。

毎日:ありがとうございます。

共同(幹事社):よろしいですか。発表事項については,以上とさせていただきます。

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 今年を振り返って


共同(幹事社):それでは,発表事項以外の質問に移らせていただきます。

 まず幹事社のほうから何点か質問させていただきます。

 今日は今年最後の定例記者会見ということなので,今年の振り返りをお願いします。

知事:今年1年,知事就任以来初めての予算編成をさせていただいて,公約であります人口減少時代に対応する県土づくり人間づくりということで,その柱となりますいろいろな種は蒔くことができたのかなということは感じております。

 今後は,その蒔いた種をしっかり育て,刈り取るということに今度は焦点が移るのかなと思いますので,今以上にさらに挑戦する茨城県というのをしっかりつくっていきたいと思っています。

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 来年の抱負について


共同(幹事社):来年は,茨城国体,あるいは障害者スポーツ大会ですとか,いろいろと大きなことの多い1年ですが,来年はどういう年にしたいなと。

知事:来年は茨城県でいろいろな行事がある。まさに今,話があった国体ですとか障害者スポーツ大会がございますし,それから,G20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合,これはG20の関係閣僚会議なので,多分,最も注目される大臣会合の一つではないかなと思っています。

 その他にも,平成から次の時代に移るということでありますとか,さまざまな大きな動きがある。その中で茨城をしっかりとPRしていく機会に恵まれる年ですので,我々自身の挑戦を続けながら,しっかりと茨城の姿を国内外にアピールしていく良いチャンスになる年なのではないかなと期待しております。

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 取手市の女子中学生いじめ事案について(1)


共同(幹事社):取手のいじめの問題の件なのですが,知事部局に調査依頼が出されて1年が経つのですが,今の進捗状況を教えてください。

知事:昨年12月に調査委員会を立ち上げて,それ以降,計17回の調査委員会を開催しまして,事実関係等については調査がほぼ終了した状況でございます。

 調査報告書の取りまとめも概ね終了しているのですが,その公表の方法等について,国のガイドラインに従って,今,ご遺族との確認をしている段階でございまして,その上で最終的な調査報告書が取りまとめられる段取りになるのかなと思います。

共同(幹事社):ありがとうございます。各社さん,お願いします。

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 原子力災害に係る県広域避難計画について


毎日:先日,20年ぶりに地震想定の見直しがされたと思うのですが,県の方では原電に新たな想定での評価検討を依頼しているということですが,県の方でも原発の広域避難計画をやっていると思うのですが,その対応などは,どのように考えていますか。

知事:広域避難計画においても,当然,地震などの自然災害との複合災害も想定した対策を考慮していく必要がありますので,県においても,今回,必要な範囲で改定する予定にしております。移動手段の確保の問題ですとか避難行動要支援者対策などの課題もさらに追加していく必要もございますので,そういうことも含めて,今回の地震想定の見直しを踏まえた形で広域避難計画も見直していく必要があると思います。

毎日:見直した場合,市町村がその後またさらに,それぞれの市町村で広域避難計画をつくると思いますが,いつごろが目処とかがもしわかれば。

知事:可及的速やかにとは考えておりますが,まだちょっと目処ということは申し上げられる段階ではありません。

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 水道法の改正について


茨城放送:先般,水道法の改正がありまして,民営化などが取り沙汰されるような話となっており,各自治体がそれぞれの対応をすると思うのですが,まず,知事ご自身,この法律の改正についてどういった印象をお持ちかということと,今後,茨城県内でこの法律に基づいて何か大きな動きが出るような可能性があるかどうか,どういったお考えか,お願いします。

知事:広域化と民営化という話で,選択肢が増えたということなのかなと考えております。

ただ,地域の実情によって,それがメリットになるのか,ならないのか,決まってくると思いますので,茨城県の場合,民営化なり広域化のメリット,デメリットをよく検討した上で考えていきたいなと思っています。

 民営化というよりは,どちらかというと広域化の方のニーズは茨城県の中にも存在する可能性が高いのではないかと思いますので,関係部署と検討していきます。

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 県女性プラザ館長及び県顧問について


朝日:県の女性プラザの館長人事についてお聞きします。

 前高萩市長の小田木さんに内定していると伺っていますが,登用の理由を教えてください。

知事:小田木さんの登用の理由は,まず女性であること,女性であって,市長を経験し,県議も経験して非常に行政経験が豊かであること,それまでの実績としても,女性の男女共同参画や生涯学習,そういうことについてのさまざまな実績をお持ちであるということでございます。

朝日:今おっしゃられましたが,小田木さんは元県議で,他県では外郭団体のトップにすることを自粛したり禁じているところがかなりあります。しかも近々の選挙で落選されています。そういう経緯がある方を公的団体のトップに据えることというのは異例だと思いますが,そこら辺の考慮はされたのでしょうか。

知事:全く異例だと思っていませんし,何が悪いのか,私には理解できないですが。

朝日:続けて別の質問をお願いします。

 県の顧問制度についてお伺いします。

 県の組織図や規定にも位置づけられていないそうですが,置いている根拠と理由を教えてください。

知事:顧問を置いている理由。

朝日:組織図に位置づけられていないということはわかっているのですが。

知事:行政ニーズに応じて,必要なアドバイスをもらうために顧問というのは以前からいたと認識しています。

朝日:概要を公表していないのはなぜなのでしょうか。他県ではみんな公表していますけれども。

知事:他県はどうか知りませんが,今まで公表してほしいという要望がなかったので公表していないのではないでしょうか。私は少なくとも公表しろという要望をいただいたことはありませんけど。

朝日:12月に保健福祉部の顧問になった福田祐典さんについてお尋ねします。

 4月に厚労省でセクハラ処分を受けていますが,どうして登用されたのでしょうか。

知事:福田さんについては,健康局長として厚生労働省の中でも有能な方という評判がある,かつ,筑波大学出身で茨城県にゆかりのある方で,他県においても,県立病院の統合であるとか医師確保にも実績のある方で,非常にすばらしい人だということを厚生労働省出身の保健福祉部長から推薦いただきました。本人と面接して,茨城県にとって医師確保が喫緊の課題でありますので,その推進において非常に有益なサポートをいただける方だと認識して顧問に就任をお願いしました。

朝日:処分の件は考慮されないのですか。

知事:もちろん考慮しました。考慮した上で,その処分を受けているということは当然認識していましたが,それを上回るメリットがあるととらまえてアドバイザー,顧問にご就任いただきました。

朝日:これらの人事は大井川知事の主導というか,判断でされたということですか。

知事:最終的には私が決断しました。

朝日:どなたかから推薦を受けてこのようにされたということですか。

知事:保健福祉部長から,厚生労働省の中でも非常に有能な方で,彼女も一緒に仕事をしておられるし,戒告という話はあるけれども,それを上回る非常に大きなメリットがある方なので,是非アドバイザーとして採用したら良いのではないかというご推薦をいただいたので,私も自らご本人とお会いして決めさせていただきました。

朝日:小田木さんについてもどなたかからの推薦ということでしょうか。

知事:これは私自身が決めました。

朝日:わかりました。

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 取手市の女子中学生いじめ事案について(2)


NHK:先ほどの質問の追加で,取手のいじめ調査の件で,今,ご遺族と確認ということですが,どのような点を特に重点的に確認,調整といいますか,しているのか。また,最終的な調査報告書をつくる段階ということですが,いつごろまとめるという目処や目標などございますでしょうか。

知事:概ね委員会の方では調査報告書の概要も出来上がっているわけなので,国のガイドラインによると,遺族の方々と公表の内容について確認をする必要がある。その確認作業が今,続いているという状況でございまして,その状況次第で速やかに結果を公表したいと思います。

NHK:今年度中には,という知事としての何か思いは。

知事:おそらく今年度中には発表できるのではないかなと,個人的には思っています。 

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 平成29年農業産出額・生産農業所得について


日経:大きく2点ございまして,まず1点目なのですが,先日,農林水産省から公表された昨年の農業産出額で,鹿児島が2位で,茨城県が2位から3位に落ちてしまったということですが,そのことに対する所感をお伺いします。

知事:今回,農業産出額が2位から3位に落ちたということで,平成28年が台風などの影響で,園芸作物の価格が高値になったものが,その反動で平年並みになったということで,その分,茨城県の産出額が伸び悩んだ。それに対して,今回,2位になった鹿児島は畜産関係の産出額が非常に大きな伸びを示して,今回,本県が3位に後退したというところです。

 所得でいいますと,引き続き茨城県は全体の所得で2位を維持しております。

ただ,問題は,私は農業政策の中で強調しているのは「儲かる農業」ということなのですが,今回,問題なのは,どちらかというと,産出額が3位となったことや,所得全体で2位を維持したということよりも,農家一戸当たりの所得が,推計すると,9位から11位に落ちていることでして,こちらの方が問題かなと思っています。山形とか,確か愛知だったかな,愛知に一戸当たり農家の所得において順位を抜かれているのですが,例えば,山形であると,「つや姫」というブランド米を生産者認定制度にして,市況に応じて価格が変動しにくい,安定した価格で市場に販売できる体制をきちんとつくっていらっしゃるとか,愛知では台風における塩害対策をしっかりとったとか,いろいろ我々としても学ぶ点があったのかなと認識しております。

 今後そういうことも踏まえながら,さらに「儲かる農業」の実現に向けて努力していきたいと思っています。

日経:ありがとうございます。

 「儲かる農業」ということで,今年度の予算事業で,これまでになかったような施策に取り組まれているかと思うのですが,まだ1年目ということではあるのですが,成果が見えつつあるものだったり,まだまだここは強化していかないといけないなみたいな部分がありましたらお聞かせいただければと思います。

知事:流通経路の多様化という部分ですね。オイシックス・ラ・大地との提携などによって,あとは市場においても,今まではどちらかというと東京一辺倒だったものを,京阪神に向けての販促,あるいは海外へ向けての販促という市場改革というのは少しずつ成果が出てきているのかなと思いますし,ブランドの確立という意味でも,「イバラキセンス」などを使った取り組みというのも始まったところなので,これからの成果を期待していきたいなと思っています。

 今年度やってきたことを,来年度さらに加速させたり,あるいは反省に基づいていろいろ変えたりという部分がいっぱい出てきていますが,例えば,「いばらキッス」などでも,一部の農家でブランド化に成功して,他県の有名な「あまおう」でありますとか,そういうブランドイチゴに比べても高値で販売する事例も出てきていますので,そういう意味では,まだら模様であるかもしれないですが,成功事例が徐々に出てきつつあるので,そういうことをさらに加速させて,他の農家の方々にも是非啓蒙普及するサイクルをうまくつくっていきたいと思います。

日経:わかりました。ありがとうございます。 

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 県の民間人材受入の公募について


日経:2点目なのですが,先日リリースをいただいたかと思うのですが,来年の4月から,民間企業から県への出向を募集するというお知らせがあったのですが,これの狙いをお聞かせいただければと思います。

知事:県庁内の人材の多様化,多様性を確保するという意味でも,民間の経験を持つ方々を積極的に登用しようということで進めております。

 あとは,今の県庁職員の人口構成が年代によって少しいびつになっていまして,30代ぐらいの方々が極端に少なかったりする部分で,そこの年代の補強という意味も含まれています。

日経:外部の企業から県庁への出向を募るというのは結構これまでもあったのですか。それとも新しい取り組みなのでしょうか。

知事:これまでにもあったと思うのですが,ここまで大規模にやることはなかったのではないでしょうか。

かなり積極的に,前のめりにそういうことをやっていきたいと考えています。 

日経:わかりました。ありがとうございます。

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 日本原電社長との面会について


NHK:原発の話ですが,日本原電の社長が,周辺自治体に,昨日,一昨日と,改めて拒否権についての発言をめぐることで,謝罪といいますか,会談をしたということがあります。

 県としても,実質的事前了解が云々とか6自治体の協議をというよりは,日頃から住民を守るということでの安全対策とか監視というか,ものを申していかなければいけない立場であると思うのですが,知事として,そういったことで,改めて,年末年始,そうした挨拶など会談する機会も多いと思いますが,社長とお会いする機会があるのか。

 また,そうした一部「傲慢さはよろしくない」という発言もされた首長さんもいらっしゃるそうですが,知事として,そうしたところ,原電に申すことというのはお考えでしょうか。

知事:日本原電の社長さんから,年内に会見したいという申し込みは受けましたが,向こうの都合で取り下げられましたので,年内にお会いする予定はございません。

 それから,6市村との協議会の関係で,その発言が問題になっていたという話は,私も6市村の首長さんの意見と全く同感で,ちょっと不適切な発言なのではないかなと感じております。

NHK:年始などにお会いして,改めて知事の思いを伝えるという機会はありそうでしょうか。

知事:特に今のところ予定はないですね。

NHK:積極的に,県として,知事として,しっかり言っていくというところも捉えて,その辺の重要性というものはどうでしょうか。

知事:必要によって,原電側とは,私自身ではなくて,担当職員が,いろいろな安全審査委員会の場でありますとか,さまざまな場面で会って,コミュニケーションをとっておりますので,そういうことについてはしっかりやっているのではないかなと認識しております。

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 原子力機構の廃止措置実施方針について


NHK:昨日,原子力機構の方が,施設を解体した場合1.9兆円という,あくまで試算だそうですが,これの財源は国の予算といいますか,税金で賄うということが懸念されています。

 

 

 仮の話ではありますが,多くの原子力関連施設がある自治体として,予算確保など,国への対応というのは何かお考えでしょうか。

知事:今のところ試算の段階なので,特に具体的な対応というのは考えていないのですが,当然そういう事態になれば,しっかりとした国としての財源確保をお願いしていきたいと思っています。

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 県庁内における風しん患者の集団発生について


テレビ朝日:県庁内でも風疹が流行しているようですが,現状と対策について簡単にお願いします。

 

 

 

知事:風疹が,県庁内で,特に14階を中心に集団的に発生している状況でございますので,我々としても速やかに対応して,特に抗体のないと思われる30代から50代の男性職員には,自宅勤務を推進する機会と捉えて,しっかり自宅待機して仕事をしていただくという体制をとらせていただいているところです。

 (風しん患者から他人へ感染する期間は)大体発症してから1週間ということなので,年末年始を挟んでしっかり風疹の広がりを抑えて,また仕事に戻れる環境にしたいなと思っています。

テレビ朝日:ありがとうございます。

共同(幹事社):他はよろしいでしょうか。ないようですので,以上になります。

 どうもありがとうございました。

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