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更新日:2018年5月22日

 

知事定例記者会見における発言要旨180522

この資料は,県政記者クラブとの定例記者会見での発言内容を要約したものです。

 

知事定例記者会見の動画は,こちらから視聴いただくことができます。 

いばキラ(外部サイトへリンク)

・ハッピー・メロン・シーズンについて(1)

 ※関連資料(PDF:654KB)

いきいき茨城ゆめ国体・大会に合わせたeスポーツ大会の開催について(1)

 ※関連資料①(PDF:347KB)

 ※関連資料②(PDF:407KB)

ハッピー・メロン・シーズンについて(2)

いきいき茨城ゆめ国体・大会に合わせたeスポーツ大会の開催について(2)

G20貿易・デジタル経済大臣会合の開催日程及び場所の決定について(1)

東海第二発電所の再稼働について

・災害の発生等に伴う県職員の給与カットについて

G20貿易・デジタル経済大臣会合の開催日程及び場所の決定について(2)

霞ヶ浦1周サイクリングの愛称について

旧優生保護法に係る対応について

茨城県保健所再編検討懇話会について

日本大学アメリカンフットボール部のタックル問題について

 

(作成:報道・広聴課)
平成30年5月22日(火曜日)
11時15分~11時45分 会見室


 ハッピー・メロン・シーズンについて(1)


時事(幹事社):本日は,発表事項があるということですので,お願いします。

 

知事:まず最初に,私のほうから,「ハッピー・メロン・シーズン」のPRキャンペーンについてご説明させていただきたいと思います。

皆さんご存じのとおり,いよいよ茨城もメロンのシーズンになってきたわけでございますが,茨城のメロンを最大限PRしていくということを目的に,特別企画を今回組んでおります。

1つ目は,銀座のマロニエゲート銀座の前で,5月24日1時から,茨城のおいしいメロンをお届けしたいということで,なんとメロン500玉,お一人様まるごと1個お配りしようと考えております。出席者は,私以外にも,岸田鉾田市長,それからいばらき大使の磯山さやかさんにもおいでいただく予定でございます。

それから,ほかにも,首都圏の主要な百貨店でメロンフェアを展開します。一弾目は三越銀座店,5月23日から29日にかけて,私も,24日,自らセールスさせていただきますが,いばらき食のアンバサダーでパティシエの鎧塚さんにも応援に来ていただきながら,三越銀座店でメロンを皆さんに試食していただくフェアでトップセールスをさせていただいて,フェアを盛り上げたいと思っています。

さらに,伊勢丹の新宿店では5月23日から29日の同じ時期に,それから日本橋三越本店では6月6日から12日まで同じようにフェアを展開する予定でございます。

ほかにもメディア等も使って,茨城のメロンが生産量日本一だということをほとんど全国では知られていないと思うのですが,さまざまなPRを展開したいと思います。まずは県内の宿泊施設,菓子店などでメロンを使用したメニューを提供していただくということで,いばらきメロンおもてなしフェアを5月14日から6月30日まで展開いたします。

それから,県の広報紙やテレビ広報,これはテレビ朝日の「カミナリのたくみにまなぶ」で,いばらき大使のカミナリさんにもご協力いただきながらメロンのPRを行ってまいります。

そういうことで,茨城の魅力が詰まったメロンをどうぞ皆さん召し上がっていただければということでございます。 

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 いきいき茨城ゆめ国体・大会に合わせたeスポーツ大会の開催について(1)


知事:次に,eスポーツの実施についてご報告したいと思います。

 

今回,来年のいきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会に合わせて,来年の秋,都道府県対抗eスポーツ大会を開催する運びになりました。eスポーツ,皆さんもよくご存じだと思います。近年,特に競技人口が増えて非常に話題になってきておりますし,FIFA,それからオリンピック,さまざまな大会でもこのeスポーツを取り込む動きが進んでいるわけでございます。47都道府県の代表が茨城に集まって,成年の部と少年の部(高校生)に分かれて,全国制覇をかけた熱いバトルを繰り広げるということを茨城国体が全国で初めて取り組むということでございます。

競技種目は『ウイニングイレブン』でございます。サッカーといえばJリーグ,Jリーグといえば,茨城には2つのチームがございますので,それも含めて,『ウイニングイレブン』は日本のゲーム業界が出した傑作でございますが,これを使った競技を進めていきたいと思います。

サッカー以外にも今後競技の種目が増える可能性もございます。

スケジュールでございますが,今年の9月から県内でプレ大会を行って機運を盛り上げますと同時に,来年の2月から各県での予選大会を実施いたします。それから,秋口にかけて,決勝ステージで,茨城県内の会場で3日間ほどの日程で全国大会の決勝ということを国体に合わせてさせていただくというふうに考えております。

なぜeスポーツなのか。これはもうマスコミ各社の方は良くご存じだと思いますが,競技人口も既に1億人以上,非常に加熱した大きな市場の中で,本格的なeスポーツ元年というのが今年動いてきている。日本の中でもeスポーツの業界団体が新たに設立されるなど,eスポーツに対する関心はますます高まっているわけでございます。アジア大会や五輪,IOCでもeスポーツの採用に関する動きがあると。東京オリンピックでも国会議員の先生方から小池知事にいろいろなアクションがあったと伺っています。

それに先駆けて,茨城国体でeスポーツを取り上げるわけでございますが,eスポーツは,年齢・性別・ハンディキャップの有無にかかわらず,みんな対等に行えるということ,国体の場にとっても非常に補完関係があるということかなと思いますし,全国で初めてこの取り組みをすることによって,いきいき茨城ゆめ国体・大会がさらに注目していただけるチャンスになるのではないかなと思いますし,科学技術立県の茨城としてのイメージも同時にアピールできるのかなと考えています。

私のほうからの発表は以上です。

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 ハッピー・メロン・シーズンについて(2)


時事(幹事社):ありがとうございました。

 

それでは,質疑に入りますが,まず幹事社から質問させていただきます。

「ハッピー・メロン・シーズン」に関してなのですが,茨城のメロンということで,知事がお考えになっている茨城メロンのこういうところを味わっていただきたいとか,こういうところを見てもらいたいとか,あとは「ハッピー・メロン・シーズン」にかける知事の意気込みみたいなものがあればコメントをいただければと思います。

知事:「ハッピー・メロン・シーズン」で一番強調したいのは,要するに,茨城のメロンというのがいかに高品質で非常にバリューの高い,付加価値の高いものかということを知っていただく。それから,茨城が全国でも最も多くメロンを生産していて,非常にメロンの先進県であるということをしっかりとアピールして,茨城のメロンに対する認知度を全国的に引き上げていきたい。あるいは海外も含めて引き上げていきたいというのが今回のキャンペーンの狙いです。

時事(幹事社):ありがとうございます。

幹事社からは,以上です。各社,質問がありましたら,今の発表事項,「ハッピー・メロン・シーズン」とeスポーツの件に関してのみの質問をお願いします。

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 いきいき茨城ゆめ国体・大会に合わせたeスポーツ大会の開催について(2)


朝日:eスポーツなのですが,これの位置づけについて教えてください。これは正式とか公開競技になるのでしょうか。それとも文化プログラムとかのほうでの導入になるのでしょうか。

 

知事:そこについて,現在,日本スポーツ協会と調整しているところでございますが,文化プログラムの位置づけで,かつエキシビションマッチという形にするのか,その辺について今,調整中です。

朝日:わかりました。ありがとうございます。

時事(幹事社):各社,ほかございますでしょうか。

朝日:今回,こういうeスポーツを国体に取り入れようと思ったきっかけであるとか,知事自身,こういうeスポーツになじんだような経験とかおありなのか,そのあたりを伺いたいです。

知事:きっかけというか,今,eスポーツが非常に注目をされているということ,それから,日本eスポーツ連合さんの副会長さんは私のカドカワドワンゴ時代の同僚でございます浜村さんだということと,その他いろいろな経緯もございまして,非常におもしろいご提案だということで,私どものほうで前に進めてきたという状況です。

時事(幹事社):ほかございますでしょうか。

読売:eスポーツなのですが,そうすると,これの開催を呼びかけたのは県側ということになるのでしょうか。どういう位置づけになりますでしょうか。

知事:開催に向けて最初に動いたのは県側です。日本eスポーツ連合にもお話を持っていったところ,良い話ではないかということで全面的に。全国大会というと予選も必要でございますので,そういう動きが本格的に検討に入っているという状況です。

読売:わかりました。ありがとうございます。

東京:eスポーツなのですが,予算と総参加者数の見通しみたいなものはありますでしょうか。

知事:これはちょっとまだ未定かな。

事務局:47都道府県プラスうちの県プラス1で,48チームぐらいを今予定していまして,3対3のバトルをしますので,大体300人ぐらいが参加される。選手としては300人ぐらい。

知事:本選はですね。(質問のあった)今の人数というのは予選も入れてということですよね。それは予選にどのぐらいの応募が来るかというのがまだ読めないので,予選を勝ち抜いた本選は47都道府県代表なので,今の300名ぐらいになって,茨城に集まっていただけると思うのですが,それまでに各地で予選をやりますので,それにどれぐらい参加されるというのはちょっとよくわからないです。

東京:予選は自由参加ですか。

知事:方式はこれから正式に決めますが,自由参加になると思います。

東京:あと予算額はどれぐらい。

知事:そこはまだ未定か。

事務局:予算については,これからどんな形で予選会をやるのか,そういうことを決めていきながら検討してまいりたいと考えています。

知事:その上で,県とか関係団体とか,どういう形で予算について分担をするかというようなことが決まってから,最終的にフィックスすると思います。

TBS:全国的に見て,このeスポーツを国体に取り入れるというのは先駆けになるのかというのと,あと国体後,このeスポーツ,県内の今後の展望という面ではいかがでしょうか。

知事:国体として初めて取り入れるというのは間違いないので,今回のいきいき茨城ゆめ国体・大会が日本のeスポーツにとっても,ある意味,非常に画期的なイベントになるのではないかなと思います。

それをやった結果,今後,茨城の中でどういうふうにeスポーツに取り組むのかというのは,今後さらに検討していく話だと思いますが,ぜひ茨城も,科学振興に加えて,eスポーツのイメージというもので売り込みができれば非常におもしろいのかなと思っています。

茨城:今の関係なのですが,先ほどもほかの方から質問があったのですが,本県でこのeスポーツはどれぐらい素地があるのかというのが一つと,あともう一つ,知事ご自身が,こういうものに,ファミコンとか世代的なものも含めてやってきたかどうかということを教えていただければと思うのですが。

知事:素地は,今後募集してみないとわからないのですが,高校生などを中心に非常に関心を持っていただけるのではないかなという直感はしております。

というのも,私自身は第一ゲーム世代だと思うのですが,ちょうど任天堂のファミコンが出た時代の人間なので,そういう意味ではゲームというのは私自身も違和感ないですし,かつ私も前職がドワンゴにおりましたので,そういう関係もあって,eスポーツにももともと興味を持っていたということで,私自身も個人的に非常にこれは良い企画ではないかなと思っています。

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 G20貿易・デジタル経済大臣会合の開催日程及び場所の決定について(1)
時事(幹事社):では,幹事社のほうから,発表事項以外の質問をいたします。

本県つくば市で開催されるG20サミットなのですが,日程とかが決まったということで,また新たに知事のほうから改めて意気込みとかコメントをいただければと思います。

知事:G20の関係閣僚会議の中でも,貿易大臣会合・デジタル経済大臣会合の合同開催というのは多分非常に注目される会議になるのだと思います。貿易も,今,トランプ政権の新しい貿易政策などで大きく揺れていますし,デジタル経済はまさに21世紀の大きな経済変革,それから,いろいろな意味で独占禁止法や安全保障なども絡む非常に大きなテーマになり得るもので,各国とも関心が高い。そういう中で非常に注目される会議になるということと,2つの大臣会合が合同なので,おそらく非常にたくさんの参加者がいらっしゃるということなので,茨城県としてはこの機会を最大限に利用して,茨城を知ってもらう,茨城を楽しんでもらうということに全力を尽くすとともに,この会議をきっかけに,県内の観光インフラ,あるいはおもてなしの機運,それから知名度,そういうものの振興に全力を注ぎたいと思っています。

時事:ありがとうございます。

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 東海第二発電所の再稼働について


時事(幹事社):次に,先日,東海第二原発のほうで規制委の現地調査があって,その中で山中規制委のほうから,進捗状況に関して危惧しているみたいなちょっと厳しめの言葉とかもあったりしましたが,知事の現時点での見解などがあればお聞かせください。

 

知事:審査が進まなければ再稼働もないわけですが,そこについては我々としてコメントする立場にないので,報道を見て,そうなのかと。我々は我々できちんと審査させていただくということに尽きるかと思います。

時事(幹事社):わかりました。ありがとうございます。

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 災害の発生等に伴う県職員の給与カットについて


時事(幹事社):では,最後になりますが,先日,福井県福井市のほうで,除雪対策費が財政を圧迫して,それで職員の給与を10%カットするという方針がありまして,例えば茨城県のほうでそういう突発的な何か大災害に見舞われた際に,福井市と同様の対応をとる可能性はあるのか,また,県内の自治体でそういった状況になった場合,県として支援する考えがあるかというのをお聞かせいただければと思います。

 

知事:災害ではないですが,茨城県もかつてはバブルの処理で大変な負債を抱えて,給与のカット,あるいは職員のカットをやってきた歴史があるわけですから,どういう事態があったらそういうことがあるかというのは一概には言えませんが,ケース・バイ・ケースで,そういうことは実際に起きてきたし,場合によっては,可能性という問題として,そういうことも検討しなければならない事態もあり得るのかなとは思います。ただ,現在のところ,茨城県にそのような懸念をされるような材料はないし,私は基本的にそういうことはしたくないと思っています。

県内の市町村でそういうことがあった場合に支援するかどうかは,状況次第ですね。

時事(幹事社):わかりました。ありがとうございます。

幹事社からは以上です。各社,お願いします。

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 G20貿易・デジタル経済大臣会合の開催日程及び場所の決定について(2)


朝日:G20の閣僚会合のことでお尋ねします。

 

先ほど知事から,閣僚の参加者たちには茨城を楽しんでもらう,そういったことに全力を尽くすということなのですが,大臣とかこういった方たちに,ここだけは県内で見ていってほしいなみたいなところがおありでしたらお尋ねしたいのですけれども。

知事:いっぱいあり過ぎて,ここだけとはなかなか言いづらいのですが,なかなか日程的に難しいのかもしれませんが,つくばは当然見ていただけると思いますが,つくばの研究機関の視察なども是非していただきたいと思いますし,ちょっと足を伸ばして,例えば,大洗であるとか,あるいは石岡のフラワーパークであるとか,あるいは時期が6月だから終わってしまっていますが水戸の偕楽園であるとか,霞ヶ浦とか,いろいろなところを見ていただきたいし,かつ,食事も含めて,茨城の良いところを是非体験していっていただきたいなと。息抜きにりんりんロードをサイクリングしていただくのもありかなと思っていますけれども。

朝日:ありがとうございました。

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 霞ヶ浦1周サイクリングの愛称について


茨城:今,知事からありましたが,りんりんロードのサイクリングの関係で,先週,三湖連携の会合が開かれました。その中で,霞ヶ浦1周サイクリングのことを,今,一般では「カスイチ」と広まっているのですが,この辺について若干,語呂というか語感が悪いという話が出まして,知事ご自身はこれをどういうふうに受け止めていらっしゃるのかと,愛称はなくてもあってもいいのでしょうが,もう既に広まってしまっている中でこれを行政としてどう使っていくかという部分をどうお考えになっているのか教えてください。

 

知事:自然発生的な愛称なので,行政のほうが何か言うというのは本当は慎まなければならないかもしれないのですが,できれば「カスイチ」というのは避けていただきたいなと思いますけどね。いろいろ候補はあるみたいですが,せいぜい「カスミイチ」ぐらいにしていただくか,「ウライチ」にしていただけると語感的にも良いのかなと個人的には考えています。県としてどういう対応をするかは別に決めているわけでも何でもないですが。

茨城:あえて聞きますが,やはり「カス」という言葉がちょっと印象が悪いということですかね。

知事:ちょっとそうですね。何となく霞ヶ浦の「カス」でない別なものを連想させなくもないと思いますので,多分,それだからこそ論争になっているのだと思うのですが,できればほかの名前にしていただけるとありがたいなと思います。

茨城:わかりました。ありがとうございます。

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 旧優生保護法に係る対応について


茨城:旧優生保護法関連なのですが,この間,また新しく個人名のわかる資料が発見されましたが,今後,県として,例えば,どなたか,自分は手術を受けたのだという方とか家族の中に受けた方がいらっしゃるというようなご相談を受けた場合の対応などを改めてお伺いできればと思います。

 

知事:ご相談いただいた場合には,きちんと真摯に対応して,調査を進めていくということだと思います。

茨城:わかりました。

ちなみに,具体的な対応としては,お名前を発見された資料と一致するかどうかを調べるというような形になってくるのでしょうか。

知事:そうですね。

茨城:わかりました。ありがとうございます。

テレビ朝日:今の旧優生保護法の関連で,先日もあすなろの郷で新しく(関係資料が)出たということで,県内の医療機関とか障害者施設などに調査を広げていくという方針だと伺っているのですが,知事の口からその辺のことを何か教えていただければと思うのですが。

知事:あすなろの郷でも,職員がかつて指導記録にそういう記載があったということを覚えていた方がいて,その報告をいただいて,新たに10名の方の発見があったわけでございますが,私どもとしては,さらに県内の病院や障害者施設に早急に調査をかけていきたいと思っています。全体で2,002施設あるわけでございますが,順次進めていきたいと考えています。

テレビ朝日:時間的な目安,スパンみたいなものはいかがでしょうか。

知事:とりあえず現在の歴史館を含め,今月の末に大体の目処が立つと思うのですが,それ以外の2,000の機関については,今後,目処については,やりながら,発見次第,きちんと公表していきますが,例えば一気に1カ月でできるかどうかというあたりを含めて,それは体制をチェックしないとわからないので,その辺はまだはっきりしたことは言える状況ではないと思っています。

テレビ朝日:わかりました。ありがとうございます。

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 茨城県保健所再編検討懇話会について


茨城:昨日の話なのですが,昨日,県内の保健所で,12保健所を9保健所に再編するという素案が出されましたが,この案に対して,知事のほうで,改めてどういった目的で再編されているとか,所感などあればお伺いしたいのですが,お願いいたします。

 

知事:保健所の再編について,現在,懇話会で検討いただいているわけでございますが,私どもとしては,新型インフルエンザなどの感染症や大規模災害,そういう時にしっかりと対応できる体制をつくっていきたいという一点でございます。現在,公衆衛生医師の不足などによって,保健所はあるけれども,結局は(保健所長の)兼務状態が続いていて,機動的な職員配置になっていない,いざというときに機能できないという心配がございます。そういう意味では,選択と集中で,再編をすることによって機能強化を図って,いざというときにきちんと対応できる体制にしていきたいという趣旨でございまして,現在,その内容について懇話会のほうでいろいろ議論をいただいているところです。

茨城:ありがとうございます。

その内容について,委員さんのほうから,少し広域化してしまうので,地元の方への対応がちょっと不安だ,心配だというお声も出ていますが,そのあたりについては,例えば住民の方への説明とか,そういったカバーについて教えてください。

知事:今後,しっかりと趣旨を説明させていただきながら議論をしていくということになると思いますが,広域化だから必ず不安だというのは,場合によっては誤解に基づくものもあるかもしれないと思います。逆に,場所だけあって,いざというときに対応できなかったほうがよっぽど不安だと思いますので,その辺の問題意識,それから,改善案としての事務方側の提案をしっかりとご理解いただいて,議論をさらに深めていった上で,場合によって,懇話会のご了解をいただいた後に,住民への説明会とか,そういうことも必要になってくるのかもしれませんが,現在のところはそういうところまで至っていないので,考えておりません。

茨城:わかりました。ありがとうございます。

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 日本大学アメリカンフットボール部のタックル問題について


朝日:この数日,日大のアメフト部のタックルの問題が世の中で話題になっていまして,知事も学生時代,アメリカンフットボールの選手でいらしたということで,今回,いろいろなタックルの性質だとか,指導者の指示があったのかとか,謝罪の仕方とかいろいろな論点があると思うのですが,知事としては,アメフトを経験した者としてどういうふうに見ていらっしゃるのか,お話を伺いたいと思います。

 

知事:詳細を知っているわけではないので,ニュースでの画像を見ているだけなのですが,あの行為は非常に危険な行為で,下手をすれば本当に半身不随になりかねないような危険な行為であることは間違いなくて,同じスポーツを経験した者として,ちょっと信じられないというか,強い憤りを感じております。もし指導者の指示があったとしたら言語道断ですし,それがなかったとしても,スポーツマンとしてあってはならない行為であるなと思っています。

朝日:知事自身が選手時代にああいった危険な行為とかそういったことを経験なさったことはあるのでしょうか。

知事:いや,私の記憶の限りでは,あれはないですね。ボールに絡んで若干タイミングがずれて,意図せずタックルに入ってしまったとかということはあるにしても,投げて何秒もたってしばらくしているのに,わざわざ追いかけていってつぶすためだけにタックルするような行為は見たことも聞いたこともありません。普通ないのではないでしょうか。だからこそこれだけ問題になっているのだと思います。

朝日:また,今回,加害者とされる選手についても,今後の人生などを考えたときに,どういうふうに対応していくべきと認識していますか。

知事:それは私から何か言うのもあれなので,ノーコメントにしておきます。

朝日:ありがとうございます。

時事(幹事社):ほかございますか。各社,よろしいでしょうか。

では,ありがとうございました。

知事:どうもありがとうございました。

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