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更新日:2024年9月27日
〇自動でミルクとお湯を混合する。子牛には首にセンサーを装着し、個体毎の哺乳量・回数の設定が可能。哺乳実績についても自動計測される。
〇導入価格は約350万円
哺乳ロボット本体 |
操作パネル |
子牛の首センサー |
〇経営形態:繫殖和牛経営
〇繁殖用雌牛:70頭
〇子牛(哺乳)頭数:32頭
〇労働力:従業員4名、パート2名
〇自給飼料生産:約15ha
〇繁殖雌牛が50頭規模になったあたりから、省力化の必要性を感じるようになり、特に時間がかかる子牛管理部門の改善が必要だった。
〇現在はロボット1台で、20頭(4回/日)の子牛への哺乳を行っている。また、個体毎の哺乳量を把握し、子牛の健康管理にも活用している。
〇手作業で哺乳する場合、20頭の子牛で1日あたり2~3時間程度を要するが、ロボットを活用することで別の管理に労力を充てられるようになった。
〇ミルクとお湯の配合も自動で行うので、お湯の無駄使いがなくなった。
〇母子分離は生後3日で行い哺乳ロボットへの切り替えまで、馴致期間として2週間は哺乳バケツを用いて代用乳を与えている。
〇付属器具の汚れが下痢の要因になることもあるので、器具の点検・清掃作業が必要である。
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