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更新日:2024年5月21日

アシストスーツ実演会を開催しました

AIやロボット等を活用したスマート農業技術は、生産現場における労力不足の解消や収量・品質向上による所得向上を図るための重要な手段の一つです。

スマート農業機械の一つであるアシストスーツは、腰や腕などに作業負荷がかかる農作業や、重量物の持ち上げ(下げ)時にかかる負荷を軽減します。また、モーター搭載や空気を利用した人工筋肉など、アシスト機能の違いにより、軽減効果や導入経費が異なるという特徴があります。

特に、畜産の分野においても、中腰や低い姿勢での作業、上げたり下ろしたりなどの日常的な作業が多く、大きな負担となっておます。このようななかで、スマート農業の取組の導入は、作業負担の軽減に加えて、労働環境の改善も期待されているところです。

一方でアシストスーツは新技術であることから導入効果が予測しづらいため、導入に踏み切れない経営体等も存在します。

そこで、茨城県県北農林事務所では株式会社ヤンマー(代理店)及び株式会社イノフィス(メーカー)の協力のもと、県内2か所の子牛市場にてアシストスーツ実演会を開催し、畜産農家のみなさまへの周知、導入促進を図りました。

日程

全農茨城県本部家畜市場:令和5年3月14日(火曜日)9時30分~11時30分

大子家畜市場:令和5年3月16日(木曜日)9時00分~11時00分

使用したアシストスーツ

マッスルスーツEvery(株式会社イノフィス製)

エアスプリング方式で、アシスト力をポンプで調節することができる。

非電動なので、稼働時間を気にすることなく使用することができる。

価格:約15万円

every

公式サイト(外部サイトへリンク)

マッスルスーツGS-BACK(株式会社イノフィス製)

圧固定のガススプリング方式で、アシスト力は固定だが、軽量かつ脱着が簡単。

非電動なので、稼働時間を気にすることなく使用することができる。

価格:約16万円

gsback

公式サイト(外部サイトへリンク)

参加者の感想

  • 農家は年配で腰が弱い方が多く、労働寿命を延ばす手助けになるかもしれない。
  • 価格は安くはないが、業種によっては大いに導入する価値がある。
  • 特に何回も連続で物を持ち上げるときは便利だ。
  • 装着にコツがいるが、慣れれば使いやすそう。
  • 農業はきつい作業が多いといったイメージの払しょくにも繋がると思う。

実演会の様子

syagami tachiagari

外部リンク

株式会社イノフィス(外部サイトへリンク)

このページに関するお問い合わせ

県北農林事務所振興・環境室畜産振興課

〒313-0013 茨城県常陸太田市山下町4119常陸太田合同庁舎3階

電話番号:0294-87-6680

FAX番号:0294-80-3304

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