給水用蛇口や樋門の銘板等の盗難にご注意ください！！

　近年、茨城県内では、水田への給水用蛇口や樋門の銘板を標的とした、土地改良施設の盗難が相次いでいます。

　令和5年度の茨城県内における盗難被害発生件数は49件で、その被害額は2,137万円にも上り、直近の5年間で最多の被害件数及び被害額となりました。

　鹿行地域でも、令和5年度に7件の被害が発生しており、被害額は91.5万円となっています。

　農家の皆様におかれましては、次のような対策を講じて、地域ぐるみでの盗難防止にご協力をお願いします。

＜対策例〉

　・農閑期は蛇口を外し、自宅で保管する。

　・金属製の蛇口から、樹脂製の蛇口に変更する。

　・蛇口に、地域の大字名や氏名を打刻しておく。

　・固定するネジを潰すなどして、銘板を簡単に取り外せないようにする。

　・地域で話し合い、防犯カメラを設置する。

　・「防犯カメラ作動中」や「盗難対策実施中」の看板等を設置する。　

　・地区内のパトロールを実施する。

　※防犯対策は、1つだけでなく複数の対策を組み合わせて行うとより効果的です。

　○盗難防止のため蛇口を外した例
 

＜盗難に遭ったときは？＞

　・警察へ通報し、被害届を提出する。

　・不審車両や不審人物を目撃していた場合は、警察に情報提供する。

　・土地改良区へ被害状況を報告する。

○塩ビ管が破壊され蛇口を持ち去られた例	○通水期に盗難に遭い、用水が噴出した例

○銘板が取り外され、持ち去られた例	○銘板を取り外そうとしたと思われる例

＜過去3年間の盗難被害状況＞　　

　茨城県内では盗難被害が年々増加していることから、引き続き、盗難防止の対策をお願いいたします。　

　【鹿行管内の被害状況】

　【茨城県内の被害状況】