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更新日:2022年4月13日
ナガエツルノゲイトウは特定外来生物に指定されており、強い侵略性をもっている植物です。
また、非常に高い再生力を持っているため、たとえ小さな断片でも、農地や水路に侵入すると節から再生し、定着、繁茂してしまう恐れがあります。
○鹿行地域で発見されたナガエツルノゲイトウ
花はシロツメクサに似た見た目をしており、葉が節から対になって生えているのが特徴です。
ナガエツルノゲイトウが農地に侵入し繁茂すると、農作物の収量低下につながります。
侵入経路の中で最も多いのは、給水栓から水田内へ侵入するケースであり、それらをいかに防ぐかが喫緊の課題となっております。
以下の写真のような給水栓口へのネットの設置は、各水田ごとに簡単に実施でき、断片侵入防止対策として高い効果を発揮します。
○給水栓口にネットを設置した例
ナガエツルノゲイトウを発見した場合は、近隣の土地改良区までご連絡をお願いします。
前述のとおり、ナガエツルノゲイトウの断片を拡散させてしまうと、生息域を拡大させてしまう恐れがあるため、刈り払い機などを用いた駆除は行わないでいただきますよう、ご協力をお願いします。
土地改良区職員のみなさまにおかれましては、地域の方々からよせられた発見報告につきまして、確認された日付や場所などをおまとめの上、鹿行農林事務所土地改良部門までご連絡いただきますよう、お願いします。
また、地域の農家の方々へネット設置を呼びかけていただくなど、引き続き地域ぐるみでの侵入防止対策にご協力をお願いします。
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