ここから本文です。
更新日:2022年9月27日
鹿行管内では、令和4年度現在、46組織が多面的機能支払交付金事業に取り組んでおり、そのうち行方市管内では22組織が活動しています。
今回は、7月29日(金)に「手賀・資源を守る会」が地元子ども会の児童23名を対象に実施した「生き物調査」と「水質調査」の様子をご紹介します。
毎年、「手賀・資源を守る会」は「田んぼの調査隊」と称し、地元子ども会の児童たちとともに田んぼの生き物調査、水質調査を実施しています!
はじめに、調査隊は田んぼの周りを散策しながら、青々と育った稲の様子を観察したり、地元の農家の方から稲の育て方を教わったりしました。
田んぼ見学の後は、調査隊のみんなが一番楽しみにしていた生き物調査の時間です!
子どもたちは、小魚やザリガニを捕まえてはお父さん、お母さんに見せにいき、嬉しそうに小川を行ったり来たりしている姿が印象的でした!
小川の中を一生懸命進んでいく子どもたちに負けじと私たちも川に入ってみましたが、あっという間にバテてしまい、最後まで元気いっぱいの子どもたちには驚かされるばかりでした。
当日は晴天に恵まれ、絶好の調査日和でしたので、子どもたちにとって、最高に楽しい夏の思い出になったと思います!
最後に、COD簡易検査キットを用いて水質調査を実施しました。CODとは、化学的酸素要求量のことで、この数値が高いと微生物などの有機物が多く、水質汚濁が進んでいることを表します。
子どもたちは、しっかりと活動組織の方の説明に耳を傾け、適切に検査を行うため気温や水温を計ったり、試薬を反応させる時間を自分たちで計ったりと、積極的に調査に参加していました!
子どもたちに水質調査の感想を聞いてみると、「田んぼで使っている水は、そのまま飲めないことは知っていたけれど、自分で水質を調べたことはなかったので面白かった。検査をしてみて、お米を育てるのに問題のない水質だとわかって安心した。」と話してくれました。
今回の活動が、「地域の水をきれいにするためにはどうしたらいいんだろう?」と考えるきっかけになれば嬉しいです!
多面的機能支払交付金事業では、草刈りや泥上げといった農地を保全管理する取組みだけでなく、地域の様々な世代や立場の方が一体となった共同活動に取り組むことができます。
これらの活動をきっかけに、農業者以外のみなさんを含めた地域の交流の機会につなげませんか?
多面的機能交付金事業に関すること等、お気軽に下記連絡先までお問い合わせください。
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください