城下川流域環境保全会（行方市）へ感謝状を贈呈しました

　当所では、「多面的機能支払交付金」を活用して、地域一体となって農地・水路・農道等を保全管理する取り組みを10年以上継続していただいている活動組織に対し、長年のご功労に敬意を表して、感謝状を贈呈しています。

　今年度は1月18日（水）に感謝状贈呈式を開催し、活動期間11年目を迎えられた「城下川流域環境保全会」へ感謝状を贈呈させていただきました。

　　　　　　　　　　　　　　　　（感謝状贈呈式の様子）

　　　　　　　　　　　　　（城下川流域環境保全会　堀井会長）

城下川流域環境保全会（行方市）の取り組みについて

活動開始年度

• 平成24年度から
• 多面的機能支払交付金事業の前身である「農地・水・環境保全向上対策」の時代から取り組んでいただいています。

取り組み面積や対象施設

• 86.2ha　（田：78.5ha　畑：7.7ha）
• 水路　13.9km　農道　13.4km　

農地維持支払交付金

• 農用地まわりや水路、農道の草刈りを年５回実施しています。
• 令和3年度には160人を超える構成員となり、地域共同で農地を守っています。

資源向上支払交付金（共同活動）

• 麻生小学校と連携して生き物調査や農業用施設の見学等の社会学習に取り組んでいます。活動終了後には、児童の皆さんから多くお礼状をいただき、「地域のことが分かってよかった」「ラバー堰をはじめて見て面白かった」などの感想が寄せられました。

• 防災・減災力の強化として、月に2回、消防団の巡回による危険箇所の点検を行っています。
• 自治会と連携しながら、ゴミ拾いや農地まわりの枝払いを行うなど、地域住民一体となって活動しています。

鹿行農林事務所では新たに取り組みを検討している地域をサポートします！

　鹿行管内では、現在46組織が活動に取り組んでおり、そのうち14組織が10年以上活動を継続しています。