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更新日:2019年4月1日
就農地:大子町
就農した時期:平成24年10月頃
就農した時の年齢:37歳
出身地:東京都
現在の経営:水稲2ha
もともと農業や田舎暮らしに興味がありました。友達から,父親(現在の師匠)が大子町で米を作っている,と聞いたので見に行きました。
販売のために東京に近く,中途半端ではない田舎だったので気に入りました。
技術は,師匠の手伝いをして実務経験を積んで身に付けました。
就農後は「あいつは頑張っている」と,師匠の他にも目をかけてくれる人が何人もいて,いろいろ教えてくれました。
白米専門で販売しています。小さい契約を数多く,という方針です。都内や県南の飲食店に飛び込みで営業したり,チラシや口コミなどで団地の個人客の確保も図っています。
師匠や師匠の知人に,この田んぼをやってみるか,と少しずつ任せてもらいながら確保しました。
就農間もない頃は手のかかる田んぼも紹介されましたが,頑張っていると近所の人やいろんな人から良い田んぼも声をかけてもらえるようになりました。
まずは家を探すために,アパートに1年くらい住みました(家賃は約35,000円/月)。この間に人の環ができて,空家を紹介してもらい,借りることができました。
あまり自己資金はありませんでした。5年間は農業次世代人材投資資金(旧青年就農給付金)があるから,生活はできると考えました。
機械は師匠と共同利用することができたので,高額な投資は避けることができました。
人(特に行政)と関わらないと農業はできないと思います。行政の人には,「稼ぐための農業なのか」,「稼ぐのはある程度でよくてスローライフが目的なのか」,といった「目的」をわかってもらうとよいですね。それに沿った人を紹介してもらうとよいと思います。
大子町は,寒暖の差があって農業には適していると思います。農業をやるならお勧めです。
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