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更新日:2019年4月1日
就農地:大子町
就農した時期:平成27年4月頃
就農した時の年齢:26歳,25歳
出身地:神奈川県,千葉県
現在の経営:成牛8頭,育成牛6頭,子牛6頭,飼料作物1.3ha
もともと二人は牛飼いに興味がありました。県内で開催された「新規繁殖和牛経営入門講座」を受講して偶然出会いました。この講座でお世話になった大子町の和牛繁殖農家の皆さんが親切だったことや,大子町の自然が気に入ったことから,「大子町で牛飼いを始めたい」と意気投合し,結婚・就農しました。
技術は,就農前に県内の和牛繁殖農家で働きながら身に付けました。また,「新規繁殖和牛経営入門講座」も大変役立ちました。
生まれた子牛を10ヶ月程度育成して,大子町畜産農業協同組合を通して市場へ出荷します。
「新規繁殖和牛経営入門講座」でお世話になった農家の方や大子町内の酪農の方,大子町畜産農業協同組合の役員さんが農地や牛舎を紹介してくれました。
農地の一部は農地中間管理機構を活用しました。
牛舎は古かったので,自分で修繕と増築をしました。
最初に住んだ家は,大子町畜産農業協同組合の役員さんに紹介してもらいました。しかし,持ち主さんの都合で1年程度の仮住まいとなりました。
現在借りている家は,大子町内の畜産農家さんと大子町の田舎暮らしを推進する人(移住・交流支援員)に紹介してもらいました。修繕費は25万円くらいかかりました。町の助成を20万円いただきました。リフォーム業者に修繕してもらいました(2カ月程度かかりました)。敷地内に豚舎があったので,牛舎に改築しました。
崇彰は農業次世代人材投資資金(旧青年就農給付金)を受給しています。梓は,経理や子牛の世話を手伝いながら,頭数が増えるまでの間は,町内の和牛繁殖農家で飼養管理の仕事に従事しています。
繁殖雌牛の導入や牛舎の建設などのために,青年等就農資金(無利子の制度資金)を活用しました。
私たちは地域の人たちに支えてもらっています。だから,和牛繁殖経営を志す人がいたら,研修受入れを通じて手助けしたいと考えています。
これからこの地域で就農をする人にも,人とのつながりを大事にしてほしい,と思います。
就農するまでも,就農してからも,大変なことがありますので頑張れるか,頑張れないかは…やる気が大事ですね。
大子町の美しい自然と一体となった今の仕事が楽しいです。
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