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更新日:2024年9月26日
ふぐは、世界中で約100種類が知られており、そのうち、日本近海におるふぐは約30種類います。一般に知られている種類として、トラフグ、カラス、マフグなどが知られております。
ふぐは、テトロドトキシンという猛毒を持っており、ふぐ毒は、煮たり焼いたりしてもなくなることはありません。また、ふぐの種類や部位などによって含まれる量に違いがあります。
そのため、厚生労働省からの通知(昭和58年12月2日付け環乳第59号)でふぐの種類によって、食べられる部分が決められています。
くちびる・舌のしびれ、頭痛、腹痛、吐き気・嘔吐、次いで、運動不能、知覚障害、呼吸困難、場合によっては死亡する場合もある。
20分から3時間
(毒のある部分を食べた量によって違ってきます。)
ふぐは誰でも調理出来るものではありません。茨城県では、業としてふぐの処理を行う者に対して「茨城県ふぐ取扱者指導要綱」に基づき、ふぐ処理者の資格を求めています。ふぐ処理者は、都道府県知事等が行う試験に合格し、ふぐから毒の有る肝臓や卵巣など取り除く作業(除毒処理)をすることができる資格です(茨城県以外の都道府県においても、独自の条例または要綱に基づき定めている場合があります。)。茨城県ではこの資格がないとふぐを取り扱うことはできません。更に、ふぐを取扱う営業者は、事前に保健所にふぐ営業の届出をしなくてはいけません(みがきふぐの取扱いを除く。)。
ふぐを食べる場合は、ふぐ営業の届出のあるお店で調理・販売したものを食べ、家庭では絶対にふぐを取り扱わないでください。ふぐの除毒処理についての知識がない人がふぐを調理した場合、食中毒が発生する危険性があります。
イシガキフグ
ハリセンボン
トラフグ
ショウサイフグ
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