ここから本文です。

更新日:2018年11月9日

歴史と文化

歴史

大日本史

▲『大日本史』は249年をかけて完成された

 

茨城県は、8世紀前半、奈良時代に編纂された常陸国風土記に「土地広く、土が肥え、海山の産物もよくとれ、人びと豊かに暮らし、常世の国のようだ」と記されているように、古来から多くの人々が豊かに暮らしてきました。
中・近世においても、この地域には有力な武将が居を構え、特に江戸時代には、水戸に徳川家の藩が置かれ、江戸に近く水陸交通の要所として発展するなど、地方における政治、経済、文化の中心として栄えていました。
江戸幕府崩壊後、1871年に廃藩置県・県の統廃合により茨城県が設置され、1875年に現在の規模になりました。
以後、本県は、この地域でそれまで培われてきた産業や文化を土台に、農業、工業、科学技術、文化、福祉等あらゆる面で、大いに発展を続けてきました。

文化

鹿島神宮

▲東国三社の一つに数えられている鹿島神宮

 

茨城県には、偕楽園や鹿島神宮などの文化遺産が各地に遺されており、また、日本画の横山大観、近代陶芸の板谷波山、童謡作詩の野口雨情などの偉大な先人が多数輩出しています。
これらの文化的風土に育まれた伝統を踏まえ、本県は近代美術館の著名美術展、県芸術祭等の文化活動を活発に行っています。
近年、文化の果たす役割の重要性が改めて認識され、物の豊かさに加えて心の豊かさを享受し、潤いに満ちた生活を実現していくためには、文化の力の活用が不可欠となっています。
このような中、2015年に心豊かな県民生活と活力に満ちた地域社会の実現に寄与することを目的として、茨城県文化振興条例を制定するなど、本県の文化振興施策の総合的かつ計画的な推進を図っています。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

質問:このページは見つけやすかったですか?