インターネットショピングでのトラブル
インターネット上の通信販売(インターネットショッピング)でのトラブルの相談が消費生活センターに寄せられています。
【相談事例】
- 有名ブランドのスニーカーが7割引きで買えるサイトがあったので、代金を指定口座に振り込んだ。商品が未だ届かないので、電話で連絡しようとしたが、サイトにはメールアドレスの表示しかなかった。そのメールアドレスに何度もメールしているが、全く返信がなく連絡がとれない。
- インターネットでバッグを購入したが、商品は海外から届き、偽物であった。販売店へ連絡しようとしたが、メールしか手段がなく、何度メールしても返信がない。
- インターネット通販で、有名ブランドのサングラスを申込み、指定口座へ前払いした。しかし、海外便で届いた商品は注文したものと違っていた。ホームページに電話番号の表示がないので業者にメールで連絡しているが、返信がなく連絡がとれない。
【申し込む前に!~利用前のチェックポイント~】
- ホームページの業者の連絡先に住所や電話番号はありますか?
- 支払い方法に「クレジットカード決済」や「コンビニ支払」など、複数の選択肢はありますか?
- 振込先の口座は個人名ではなく「お店の名義」になっていますか?(例:「カブシキガイシャ○○ショウカイ」など)
- 表示されている価格が極端に安くなっていませんか?(例:「定価80%オフ!」など)
- 不自然な日本語表記ではありませんか?(例:「送る期間は三日無料なります」など)
ただし、これらに該当するサイト全てが偽サイトとは限りません。また、すべて該当しないから安心なサイトとも限りません。インターネットショッピングを利用する際には、最低限これらのことに注意が必要です。更に特定商取引法で定められている表示(外部サイトへリンク)がされているか確認しましょう。
被害に遭わないためには?
- 必ず業者の所在を確かめ、確実にやりとりができる環境かどうか確認しましょう。(業者の口コミ等も調べてみましょう!)
- 返品に関する記載内容を必ず確認しましょう。サイズ違い、デザイン違いばかりでなく、商品が気に入らないといった自己都合でも返品ができるかどうかも事前に確認しましょう。
- 注文した内容や、業者からのメール、確認画面は必ず保存しておきましょう。
- 商品が届いたら、すぐに中身を確認しましょう。
- クレジットカード番号や暗証番号を入力する画面では、SSLで通信が暗号化され個人情報が適切に扱われているか確認しましょう。
- SNS等のリンク先や広告等の内容をうのみにせず、冷静にチェックしましょう。詐欺・模倣品サイトを完全に見分けることは困難なため、少しでも不安を感じたら購入をやめましょう。
越境消費者センター(国民生活センター内)(外部サイトへリンク)
消費者庁インターネット消費者トラブル(外部サイトへリンク)