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更新日:2022年1月13日

オンラインゲームの課金のトラブル

【事例1】クレジットカード会社からの請求書を見たところ、ゲーム会社から10万円の請求があった。子どもに確認すると、以前登録していた親のクレジットカード情報を内緒で使い、オンラインゲームで課金していたことが分かった。高額で支払えない。(小学生保護者)

【事例2】子どもが、親のスマートフォンを無断で使い、オンラインゲームで15万円をキャリア決済していた。親が同意していない契約なので、未成年者契約の取消しをゲーム会社に求めたが、年齢を20歳以上と詐称したとして拒否された。(中学生保護者)

解説

SNS、ゲーム、動画など、スマートフォンには、子どもが夢中になる要素がたくさんあり、時間を忘れて没頭してしまいがちです。中でも、オンラインゲームのアイテムなどを手に入れるため、保護者のクレジットカードを持ち出すなど様々な方法を使い、保護者に内緒で課金してしまったというトラブルが急増しています。

◆オンラインゲーム課金のトラブルの特徴と問題点◆

  • 大人のスマートフォンを子どもに使わせている 。
  • 保護者用アカウントでログインしたゲーム機を子どもに使わせている 。
  • 決済時のパスワードを設定していなかった、または設定しているパスワードを子どもに知られた。
  • クレジットカードの管理が十分でなかった。
  • 課金した場合に届く決済完了メールを見落としていて、課金に気付かなかった。
  • 子どもにお金を使っているという認識が無い。

トラブルにあわないために

子どもは電子機器の操作についての理解が早く、保護者より詳しい場合もあります。しかし、契約について十分に理解していないことも多く、スマートフォンなどを自由に使わせるとトラブルを招いてしまうことがあります。

◆アドバイス◆

  • スマートフォンを利用する場合のルールを家族で話し合い、ルールを守って使うことを習慣としましょう。また、ルールが合わなくなったら、子どもと一緒に家族で見直しましょう。オンラインゲームで課金する場合のルールも話し合いましょう。
  • オンラインゲームを利用させる際は、保護者のアカウントで子どものアカウントを管理・保護できるよう、「ペアレンタルコントロール」を利用しましょう。 保護者のアカウントで子どもに利用させることは避けましょう。
  • 子どもに、「クレジットカードを使うこと」=「お金を払うこと」と理解させましょう。スマートフォン等に設定した決済情報をよく確認するとともに、クレジットカードやキャリア決済のパスワード等はしっかり管理しましょう。
  • 未成年者が保護者の承諾を得ずに課金してしまった場合は、原則として、契約を取り消すことができます。しかし、保護者のアカウントでログインした場合や年齢確認画面で成人であると偽った場合などは、子どもによる課金と証明することが難しく、取消しが認められない場合もあります。

 

このページに関するお問い合わせ

県民生活環境部消費生活センター相談試験課

〒310-0802 茨城県水戸市柵町1丁目3番1号水戸合同庁舎内

電話番号:029-224-4722

FAX番号:029-226-9156

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