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更新日:2023年2月21日

食品ロス削減のために身近なことから始めましょう!

 大切な食べ物を無駄なく消費することで,本来廃棄する必要のない「食品ロス」を削減しましょう。茨城県は,全国おいしい食べきり運動協議会ネットワーク(注)に参加しています。

注:「おいしい食べ物を適量で残さず食べきる運動」の趣旨に賛同する全国の普通地方公共団体により,食品ロスを削減することを目的として設立された自治体間のネットワーク。他の参加団体など詳しくはページ下部の関連リンクからご確認下さい。

 

1 食品ロスとは~お茶碗1杯分の食べ物が毎日捨てられている?~

日本国内では年間約2,372万トンの食品廃棄物が発生しています。このうち,売れ残りや期限を超えた食品,食べ残しなど本来食べられたはずの,いわゆる「食品ロス」は約522万トン(令和2年度)とされています。これは世界全体の食料援助量(年間約420万トン)の約1.4倍に匹敵します。また,食品ロス約522万トンから日本人一人あたりの食品ロス量を試算すると,お茶碗約1杯分(約113g)の食べ物が毎日捨てられている計算になります。

出典:食品ロス削減関係参考資料(消費者庁)R4年9月29日版

2 食品ロスの約半分は一般家庭から発生

 食品ロスは、約522万トンと推計されていますが、このうち、約半数(約247万トン)が一般家庭から発生しています。食品ロス削減のためには,家庭での取組が必要です。

捨ててしまう理由捨てられやすい食品

 ※出典:消費者庁「食品ロス削減:啓発用冊子/計ってみよう!家庭での食品ロス(令和元年11月版)」

3 日常の中でできる食品ロス削減の取組

 食品ロスを削減するためには県民の皆さんの取組が必要です。食品ロス削減のための取組にぜひ御協力をお願いいたします。

(1)家庭でできる取組例

買物,保存の際にできる取組例

  • 買い物に行く前に食品の在庫を確認し,メモして出かけるようにしましょう。
  • バラ売りや量り売りなどを利用して使い切れる分だけ購入するようにしましょう。
  • 食品の賞味期限,消費期限をこまめに確認し,期限が短いものから使うようにしましょう。
  • 食材ごとに適した保管方法で食材を長持ちさせましょう

調理,食事の際にできる取組例

  • 料理は食べきれる分を考えて作るようにしましょう。
  • あらかじめ家族の食事会などの予定を把握し,必要以上に作りすぎないようにしましょう。
  • 中途半端に残った食品は別の料理に活用するなど,使い切る工夫をしてみましょう。
  •  野菜の皮にも栄養がたくさんあります。よく洗った上で皮ごと調理してみましょう。
  • 今まで捨てていた皮や葉も工夫して調理してみましょう。 
  • 食べきれなかった料理は保存しなるべく早めに食べましょう。

  ★料理レシピサイト「クックパッド」に消費者庁が「食材を無駄にしないレシピ」を掲載しています。

 これまで食べられないと思っていた食品の調理方法が見つかるかもしれません。

 料理レシピサイト「クックパッド『消費者庁のキッチン』」(外部サイトへリンク)

(2)外食の際にできる取組例

  • メニューを見て食べきる自信が無い時には,お店の人に少なめにできるか相談しましょう。
  • セットメニューの中に食べられないものがあれば,注文の時に伝えてあらかじめ料理から除いてもらうことができるか相談しましょう。
  • 宴会開始後の30分間,お開き前の10分間は席を立たずに料理を楽しむ時間にするよう,幹事さんは呼び掛けるようにしましょう。(こちらの環境省ホームページ(外部サイトへリンク)から活動をPRできる三角柱がダウンロードできます。ぜひ,ご活用下さい!)

4 飲食店,小売店の皆様へ食品ロス削減の取組のお願い

飲食店,小売店の皆様の取組でも発生する食品ロスを減らすことができます。食品ロス削減の取組について御協力よろしくお願いいたします。

飲食店でできる食品ロス削減の取組例

  • ハーフサイズや小盛りなど,食べ残しが出ない工夫をしたメニューの設定
  • 食べ残しが減るような意識啓発の店内表示,客への呼び掛け

  いばらき食べきり協力店

 小売店でできる食品ロス削減の取組例

  • 「食材使い切りレシピ」や「残りものアレンジレシピ」等を紹介するコーナーの設置
  • 生鮮食品の閉店間際時間帯の割引販売
  • バラ売り,量り売りの実施

 

5 食品ロス削減啓発用の教材(小学校高学年用)を作成しました。

 県では家庭における食品ロス削減に向けた取組の1つとして,食品ロス削減のための啓発用の教材を作成いたしました。

 調理実習の授業が始まる小学校5年生以上対象として,食品ロスの問題について身近な問題としてとらえ,削減するためにはどうすれば良いのか考えてもらえるように作成いたしました。

 社会科の学習時間や給食の時間,栄養教諭等による指導,学校行事,ホームルームの時間等でご活用頂きたいと思います。

 ダウンロード

 食品ロスについて考えてみよう(PDF:586KB)

 食品ロスについて考えてみよう(ワード:1,403KB)

6 「てまえどり」について

 県では、食品ロスの削減を図るため、商品を購入する際、すぐに食べる場合には、商品棚の手前から並べられている消費期限や賞味期限が近くなった商品からとる「てまえどり」を推進しています。
 このため、県では小売店等で活用いただけるオリジナルの啓発資材を作成しました。
 啓発資材は、どなたでも自由に使用可能ですので、以下のページからダウンロードをお願いします。

7 食品ロス削減推進サポーター育成オンライン講座について(消費者庁) 

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このページに関するお問い合わせ

県民生活環境部資源循環推進課企画調整

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-3020

FAX番号:029-301-3039

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