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更新日:2024年6月4日
水戸市(5月15日)及び、茨城町(5月21日)の水田で、ドローンを活用した水稲直播実証実験の現地研修会が開催されました。
水稲の直播栽培は移植栽培と比べ、育苗や田植え等の労働力削減を可能にし、生産性の向上に繋がると期待されていますが、出芽や苗立ちが不安定であること、雑草害や倒伏が起こりやすいこと等、稲の生育への不安から実施例が少ないのが現状です。そこで「いばらき県央地域スマート農業推進協議会」※では、IT等を活用し農業の作業効率の向上を図るスマート農業を推進するため、ドローンを活用した水稲直播実証実験を今年度から開始しました。
研修会では、地域の生産者らが出席し、当部門からは水稲直播技術の概要、メーカーからは今回使用したコーティング資材「リゾケアXL」を説明し、県知事特認品種である「月の光」をドローンで播種しました。参加者からは、ドローンの操作方法や今後の栽培管理について多くの質問が出るなど、ドローン直播に対する関心の高さが伺えました。
実証実験の様子や水稲の生育状況等については、水戸市農産振興課ホームページにて、随時公開となりますので、ご覧ください。
県央農林事務所経営・普及部門では今後も関係機関と連携し、スマート農業を推進してまいります。
※「いばらき県央地域スマート農業推進協議会」は、県央地域9市町村で構成される協議会で、スマート農業に関する実証や研修を行っています。
5月21日 県央農林事務所経営・普及部門 布施 達也(成長産業)
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