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更新日:2024年3月5日
2月20日(火曜日)、第2回あぐり女子会を開催し、9名の若手女性農業者が参加しました。今回は、ひたちなか市で干しいも経営を行う女性農業士を講師に経営事例を学びました。
まず初めに、加工施設や従業員の休憩所等を見学し、講師から経営概要について説明を受けました。講師は、結婚後に就農し、消費者目線で気付いたこととして、品種紹介パンフレットの作成から始め、ダイレクトメールによる周知徹底等に取り組んだとのことでした。その後、女性従業員に対応した労働環境整備やブランド化のためのロゴ作成、包装規格・形態の工夫など、着実な経営改善努力の話を聞くことができました。また、2016年に「いばらき農業アカデミー女性経営者育成講座」を受講することで、「何か変えたい」との思いが芽生え、自社商品の顧客満足度を「アンケート」の形式で実践したことが、現在のブランド化に繋がっているとのことでした。
さらに、農業経営の家族の役割分担については、「お互いを尊重し合うことを大切にしたい」と担当制にしていることも話していただけました。
参加者からは、早朝・夕方の勤務手当や通勤手当、従業員の募集方法等の様々な質問があり、活発な情報交換が行われました。
県央農林事務所 経営・普及部門では、今後も若手女性農業者交流会「あぐり女子会」の開催を通して、若手女性農業者の交流と農業経営に活用できる知識の習得を支援していきます。
2月26日 県央農林事務所 経営・普及部門 佐藤(担い手)
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