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更新日:2023年5月1日

令和3年度リアルタイム現地速報一覧

JA水戸常北施設園芸部会トマト出荷目揃会の開催

5月27日、JA水戸北部常北集荷場にてJA水戸常北施設園芸部会のトマト出荷目揃会が開催されました。部会員8名、JA職員2名、市場関係者1名、普及センター職員1名が参加し、トマトの出荷に向けた規格の確認を行いました。

当部会は、城里町常北地区を中心とする生産者からなる部会で、主に無加温半促成作型と抑制キュウリの組み合わせで生産を行っており、特別栽培農産物として出荷をしています。

目揃会では、市場関係者から販売情勢の説明やバイヤーから求められる荷姿などの説明がありました。

続いて、出荷時の着色具合や裂果などの障害果の出荷規格などについて出荷規格表をもとに入念に目合わせを行いました。

普及センターでは、今後も生産技術・品質の向上のための取組を支援していきます。

出荷目揃会の様子

JA常陸ななかいの里生産研究部会現地研修会の開催

6月2日、JA常陸七会支店および農家ほ場にてJA常陸ななかいの里生産研究部会現地研修会が開催されました。部会員15名、普及センター職員1名が参加し、部会員22名の水田ほ場の生育調査を行いました。

当部会は、城里町七会地区の水稲生産者からなる部会で、安全・安心な良食味米を生産するため、特別栽培農産物、有機100%肥料の使用、年4回の現地研修会の実施等の取り組みをしています。

今年第1回目の研修会では、全体の打ち合わせの後、2班に分かれて、各部会員のほ場を巡回し、草丈、茎数、葉色を測定しました。ほ場によって差はあるものの、概ね順調な生育でした。

普及センターでは、今後も生産技術・品質の向上のための取組を支援していきます。

ななかいの里研修会開始時ななかいの里研修会ほ場巡回

JA常陸そ菜部会トンネルカボチャ圃場巡回及び出荷目揃会を開催

6月14日にJA常陸そ菜部会のトンネルカボチャ圃場巡回及び出荷目揃会が開催されました。トンネルカボチャを栽培している13名の圃場を巡回し、その後、市場関係者を含め出荷目揃会を行いました。

巡回においては、定植時期の違いにより生育差はあったものの順調な生育を確認しました。生産者同士で栽培方法の意見交換を行うなど有意義なものとなりました。

目揃会では、市場関係者から市場の情勢や出荷規格などについて説明があり、生産者同士で入念に目合わせを行いました。出荷は6月17日からになる見込みで、出荷のピークは例年より1週間程度早まり6月下旬~7月上旬になる見込みです。

普及センターでは、今後も生産技術・品質の向上のための取組を支援していきます。

圃場巡回の様子目揃会の様子

JA常陸笠間地区小ギク部会が共選小ギク出荷目揃会を開催しました

6月16日、JA常陸友部花きセンターにおいて、JA常陸笠間地区小ギク部会が共選小ギク出荷目揃会を開催し、小ギク生産者16名が参加しました。

JA担当者から、等級・病害虫・曲がり・分枝の有無等についてサンプルを用いて説明がありました。また、出荷の切り前については、切り前表を元に、箱詰めについては現物を用いて実演形式で行いました。参加者はサンプルを手に取り、等級の確認を行うとともに、参加者間で生育状況等について意見交換を行いました。今年度も「JA常陸の小ギク」として統一感のある出荷が期待されます。

また、普及センターからは今年のオオタバコガ、アザミウマ類の今年の発生状況を報告し、各種早期防除を徹底するよう説明しました。

普及センターでは、今後も、小ギク産地振興の支援を継続していきます。

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小ギク用定植機の実演会を開催しました

6月28日、JA常陸笠間地区小ギク部会が、小ギク用定植機の実演会を開催し、小ギク生産者、井関農機、JA、笠間市等、関係者計14名が参加しました。

今回の定植機は、令和3年3月に販売開始となった新モデルであり、その作業性について検討する目的で実演会を開催しました。

初めに、井関農機より、機械の仕様、操作方法について説明があった後、実際に生産者が交代で試乗し、使用感を確認しました。実演では、約30mの畝2本を定植しましたが、説明や機械の微調整を含めても1時間程度で終了しました。

試乗した生産者からは、「定植ロスが少なくて良い」、「2人で作業すれば手植えと同様に真っすぐ定植できる」、「苗の補充も余裕があり、操作感も感覚的で分かりやすい」、「腰が痛まない」等の声がありました。手植え慣行に比べ、2倍以上の作業効率が見込めることや疲労軽減が見込めることから、今後の導入が期待されます。

普及センターでは、今後も、新技術・機械等の導入を推進し、小ギク産地振興の支援を継続していきます。

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令和3年度新規就農者のための農業講座(第1回)を開催しました

6月30日に新規就農者のための農業講座(開講式及び相互訪問研修)を開催しました。この講座は新規就農者の定着支援を目的としており、新規就農者27名、関係機関7名が参加しました。

まず始めに友部公民館にて、開講式を行いました。開講式では、笠間普及センター長より「コロナ禍ではあるが、体調に気を付けて農業に取り組み、儲かる農業の実現を目指してほしい」と激励の言葉をいただきました。

相互訪問研修1件目は、大久保英樹さんと真由美さんご夫婦のほ場を見学しました。大久保さんご夫妻は、有機栽培で多品目野菜を栽培しています。現在はネット販売に力を入れており、首都圏の消費者に、こだわりの野菜を届けています。

2件目は、栗原渉さんのほ場を見学しました。ハウスメロンと抑制トマトを栽培しています。市内の直売所メインで出荷をしていますが、味がよいと評判になっており、すでにリピーターがついています。現在は抑制トマトの準備のため、苗づくりに取り組んでいます。

研修終了後、受講生からは、「実際に現地を見学できるため、参考になる」との声が多くあがり、有意義な講座となったようでした。

普及センターでは、新規就農者の技術習得及び定着支援に向けた取り組みを行っていきます。

栗原氏ほ場大久保氏ほ場

若手女性農業者向け研修会(第1回:ネット販売)を開始しました

8月5日(木曜日)に若手女性農業者向けにネット販売関係の研修会を開催しました。この研修会では、管内の若手女性農業者の交流を図るために、普及センターが主催で開催しているものです。今回の講座には、若手女性農業者5名と管内のネット販売実践者及び志向者7名が参加しました。

まず初めに、株式会社ビビットガーデンの伊藤さんにリモートにて、食べチョクの概要や、コロナ禍におけるECサイトの状況について、ネット販売初心者によくある失敗などについて説明してもらいました。参加者からは、掲載する写真の撮り方など、具体的な質問が多数あがり、ネット販売を前向きに検討しているようでした。

その後は、参加者で意見交換会を実施し、ネット販売のメリットやデメリット、販売促進のためにSNSを活用したり、荷物にひとことメッセージを添えたりしているなどの創意工夫した事例の紹介を行いました。

講座後のアンケートでは、満足度が4.4(5段階評価)となり、参加者にとって充実した研修会となったようです。

今後も普及センターでは、若手女性農業者の交流促進や、ネット販売に取り組む農家の支援を行っていきます。

笠間地域農業改良普及センター(担い手)

女性講座ネット販売食べチョク女性講座ネット販売意見交換会

栗栽培開始講座(第1回:収穫選別)を開催しました

10月13日に栗栽培開始講座の第1回を開催しました。当日は、あいにくの雨でしたが、16名が参加しました。この講座は、笠間地域の新規栗栽培開始者を対象として今年度から開催し、全4回を予定しています。

1回目では、栗の収穫体験と、選別体験を行いました。収穫する際には、イガでけがをしないように十分に注意して、自分の背丈にあった火ばさみを用意することが重要であることを伝えました。

その後、収穫した栗の選別作業を行いました。栗の選別は厳しく行い、産地として、高品質な栗の出荷を行っていく意識の統一を図りました。

最後に、氷蔵庫で貯蔵することによって、クリギゾウムシの殺虫効果や、糖度の上昇により、生栗に付加価値をつけることができることについて、説明しました。

講座終了後のアンケートでは、選別の仕方や病害虫の見分け方が参考になったという声が多く、受講生にとって有意義な講座となったようです。

この講座は、あと3回実施予定で、今後は栗の販売方法の検討や、病害虫、せん定等を予定しております。興味のある方は、笠間普及センターまでご連絡ください。

笠間地域農業改良普及センター(担い手)

栗講座収穫栗講座選別

新規就農者のための農業講座第4回(就農支援協議会合同研修)

10月27日に新規就農者のための農業講座第4回を開催しました。今回の講座は、笠間地域の関係機関の集まりである就農支援協議会との合同研修として、新規就農者14名、就農支援アドバイザー1名、関係機関5名が参加しました。

1カ所目の研修先である石岡市の朝日里山ファームでは、NPO法人アグリやさと代表の柴山氏に、新規就農者の支援状況について、説明してもらいました。その後、現在研修中の方の話を聞いたり、ほ場の見学をしました。

その後、朝日里山ファーム研修1期生で石岡市内に独立就農した、JAやさと有機部会の小林氏に事例紹介をしてもらいました。就農するまでの経緯や、現在の営農状況、今後の目標について説明してもらいました。

参加者からは、「石岡市の就農支援の体制は魅力的。若い方と参入が多く活気がる地域だった」との意見が多くあがり、新規就農者の農業への取り組み方や考え方に刺激を受けたようです。

笠間普及センターでは、県内各地の就農支援の優良事例について学んだことを活かしながら、今後の就農支援や定着支援に取り組んでいきます。

就農協研修朝日里山ファーム就農協研修現地

入やなわぁ工房の栗カフェが2年ぶりに再会

笠間市南友部で栗の生産と加工品製造販売を行なっている入(いり)やなわぁ工房では、11月3日、手作りの栗メニューが楽しめる栗カフェの営業を2年ぶりに再開しました。カフェは土日祝日営業が基本ですが、コロナ感染対策として、今シーズンはテラス席での営業となります。メニューは栗おこわセットのほか、県のコンテストで金賞を受賞した栗のケーキと渋皮煮などです(テイクアウトできます)。また、新商品の栗の和紅茶も人気です。栗の収穫シーズン中は、丁寧に選別され、温湯殺虫処理をした生栗も直売しています。栗カフェの営業日時等については入やなわぁ工房HPでご確認ください。(入やなわぁ工房やなわぁ工房で検索(iriyanawaa.com)

入やなわぁ工房は、平成30年度県事業の儲かる農業ステプアップ事業を活用して栗カフェを整備し、高付加価値加工品の開発や、庭先での農産物と加工品の販売を行なってきました。また、県庁生協での栗のケーキの予約販売などの他、インターネット販売(食べチョク)も始まり、さらに、昨年の栗加工シーズンからHACCPの考え方を取り入れた衛生管理に取り組んでいます。

普及センターでは、今後も6次産業化商品の開発や、販路拡大のための取組を支援していきます。

栗おこわセット橋本さんご夫妻

笠間地域農業改良普及センター(成長産業)

JA常陸笠間地区梅部会剪定講習会を開催

11月30日に、笠間市内の梅ほ場でJA常陸笠間地区梅部会冬季剪定講習会が開催され、部会員9名が参加しました。

講習会では、笠間普及センターが講師になり、剪定の実演を行いました。参加者の意見も聞きながら作業を進め、積極的に古い側枝を更新してなるべく樹高を低く維持すること、枝が混まないようにすること、背面から出た強い徒長枝を予備枝にするときは、誘引して勢いを抑えること等、基本的な方針を確認しました。

部会員の中には最近、園地の管理を引き継いだ後継者もいることから、カイガラムシの防除方法や元肥の施肥基準など、冬季の栽培管理における基本的なポイントについても、資料を用いて説明しました。

普及センターでは、今後も技術情報を随時提供し、JA常陸笠間地区梅部会の支援を続けていきます。

梅剪定

JA常陸ななかいの里生産研究部会研修会の開催

12月17日、JA常陸七会支店にてJA常陸ななかいの里生産研究部会研修会が開催されました。部会員13名、普及センターおよび農協職員や肥料・農薬販売メーカー担当者も参加し、研修を行いました。

当部会は、城里町七会地区の水稲生産者からなる部会で、安全・安心な良食味米を生産するため、特別栽培農産物、有機100%肥料の使用、年4回の現地研修会の実施等の取り組みをしています。

今年の研修会では、部会長からの挨拶のあと、普及センターから今年度の水稲の生育の状況や各種試験の結果の報告を行いました。その後、土壌診断や各種資材等に係る説明があり、部会員は熱心に耳を傾けていました。

今年度は、いばらき米の極み頂上コンテストにおいて部会員がローズドール賞(最優秀賞)を受賞し、また「第18回お米日本一コンテストinしずおか」では最高金賞(上位6名)を2名、金賞(上位30名)を4名受賞するなど、近年は各種食味コンテストで部会員が好成績を収めています。これも日頃からの研修等の取り組みの成果であると思われます。

普及センターでは、今後も生産技術・品質の向上のための取組を支援していきます。ななかいの里・研修会の様子米の極み・表彰式後・知事・町長と一緒

JA常陸笠間地区栗部会で冬季剪定講習会を開催

12月20日および21日に、笠間市内の栗ほ場3か所でJA常陸笠間地区栗部会冬季剪定講習会が開催され、部会員計82名が参加しました。

講習会では、笠間普及センターが講師になり、剪定の実演を行いました。今回は計5品種を講習樹として、各品種の特性に応じて結果母枝を更新することや、なるべく樹高が低くなるように制限して、横方向に樹冠拡大していくこと等、基本的な方針を確認しました。

また、参加者からは、若木の枝の配置や、収量を維持しながら樹高を下げていく方法等について積極的に意見が出され、有意義な意見交換の場となりました。

普及センターでは、今後も技術情報を随時提供し、JA常陸笠間地区栗部会の支援を続けていきます。クリ剪定2クリ剪定1

笠間地域農業改良普及センター(成長産業)

このページに関するお問い合わせ

県央農林事務所笠間地域農業改良普及センター_

〒309-1611 茨城県笠間市笠間1531笠間合同庁舎内

電話番号:0296-72-0701

FAX番号:0296-72-2718

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