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更新日:2023年5月19日
アブラナ科野菜や雑草で周年,生活を続けている。気温の上昇に伴い,春先から成虫の飛来が徐々に多くなり,5~6月に発生が最も多くなる。7~8月にかけて減少するが,9月頃から再び増加し,12月まで発生の見られるところもある。成虫は茎葉に1粒ずつ点々と産卵する。幼虫は葉の裏から葉肉だけを食害するので,うすく表皮を残した不規則で小さな白斑状の食害痕が生じる。多発生すると,葉脈のみを残して食害する。
1.幼虫の齢期が進むにしたがって薬剤に対する感受性が低下するため,発生初期の防除が重要である。
2.葉の裏に多く寄生するので,薬剤は葉裏にも十分かかるように散布する。
コナガ成虫
コナガ幼虫
キャベツ葉を食害するコナガ幼虫
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