ここから本文です。

更新日:2023年5月10日

キュウリ-褐斑病(Corynespora cassiicola

発生及び被害の状況と発生条件

病原菌は,被害葉とともに土中に残るか,資材に付着して越年し一次伝染源となる。病斑から飛散する胞子によって,二次伝染が起こる。ハウス内が高温多湿で多発生するが,比較的涼しくても多湿条件であれば発生する。
抑制栽培後期や促成栽培終期に,発生が多くなる場合が多い。品種によっては発病しやすいものがあり,近年促成栽培で普及している品種の中には,栽培初期である12月から発生が認められるものもある。

防除のポイント

1.ハウス内が高温多湿にならないように,十分な換気を行う。
2.窒素過多及び肥料切れは発生を助長するので,適正な肥培管理に努める。
3.収穫終了後は,被害茎葉をハウス外に持ち出し,ハウス内に伝染源を残さないようにする。

キュウリの耕種的防除法

※画像の無断使用および転用を禁じます。

葉の病斑 葉の病斑

激発した様子 激発した様子

このページに関するお問い合わせ

農林水産部農業総合センター病害虫防除部発生予察課

〒319-0292 茨城県笠間市安居3165-1(園芸研究所内)

電話番号:0299-45-8200

FAX番号:0299-45-8255

病害虫の発生状況や、適切な防除方法は地域により異なる可能性があります。病害虫の防除や農薬についてのご相談は、お住まいの都道府県にある病害虫防除所等の指導機関にお問い合わせください。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

質問:このページは見つけやすかったですか?