ホーム > 茨城県の各部局の業務案内 > 農林水産部 > 出先機関 > 農業総合センター病害虫防除部(病害虫防除所) > 環境にやさしい病害虫防除の技術紹介 > ウリ科野菜(カボチャ,キュウリ,スイカ,メロン)の耕種的防除
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更新日:2017年7月28日
病害虫名 | 防除法 |
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べと病 |
1.施設,雨よけ栽培する。 2.ハウス,トンネル栽培では換気をして,通風を良好にする。 3.排水を良好にし,敷わらやマルチで被覆する。 4.低温多湿にならないようにする。 5.肥料切れにしないようにする。 |
菌核病 |
1.施設,雨よけ栽培する。 2.ハウス,トンネル栽培では換気をして,通風を良好にする。 3.排水を良好にし,敷わらやマルチで被覆する。 4.低温多湿にならないようにする。 5.栽培終了後は深耕を行い,菌核を土中深く埋める。 |
灰色かび病 |
1.施設,雨よけ栽培する。 2.ハウスでは換気をして,通風を良好にする。 3.排水を良好にし,敷わらやマルチで被覆する。 4.低温多湿にならないようにする。 5.花落ちが悪い場合または被害花や果実は,早期に除去する。 |
炭疽病 |
1.施設,雨よけ栽培する。 2.ハウス,トンネル栽培では換気をして,通風を良好にする。 3.排水を良好にし,敷わらやマルチをして,土が跳ね上がらないようにする。 4.窒素過多を防ぎ,適切な肥培管理に努める。 |
疫病 |
1.施設,雨よけ栽培する。 2.激発圃場ではイネ科,マメ科作物等で,4年程度輪作する。 3.排水を良好にし,敷わらやマルチをし,果実を直接地面に着けない。 4.病床は周囲の土と共に除去する。 |
つる割病 |
1.発病圃場ではイネ科,マメ科作物等で,4年程度輪作する。 2.抵抗性品種(メロン),抵抗性台木(キュウリ,メロン,スイカ,カボチャ)を利用する。 3.メロンでは厳寒期定植の作型を避ける。 |
つる枯病 |
1.施設,雨よけ栽培する。 2.ハウス,トンネル栽培では換気をして,通風を良好にする。 3.低温多湿にならないようにする。 4.排水を良好にし,敷わら,マルチで被覆する。 5.灌水は株元に直接あてない,また株元の乾湿の繰り返しを防ぐ。 6.肥切れしないよう注意し,樹勢の低下を防ぐ。 7.曇雨天日には,ハウス内でもハサミによる管理作業をしない。 |
褐斑細菌病 斑点細菌病 |
1.施設,雨よけ栽培する。 2.ハウス,トンネル栽培では換気をして,通風を良好にする。 3.排水を良好にし,敷わらやマルチで被覆する。 |
うどんこ病 |
1.抵抗性品種を栽培する。 2.過繁茂を避け,日当たりと通風を良好にする。 |
褐斑病(キュウリ) |
1.施設,雨よけ栽培する。 2.過繁茂を避け,日当たりと通風を良好にする。 3.肥切れしないよう注意し,樹勢の低下を防ぐ。 4.耐病性品種を作付けする。 |
白斑病 |
1.雨よけ栽培する。 2.排水を良好にし,敷わら,マルチ栽培をする。 3.過繁茂を避け,日当たりと通風を良好にする。 |
立枯病(カボチャ) |
1.発病圃場ではウリ科以外の作物で,3~4年間輪作する。 |
褐色腐敗病 |
1.施設,雨よけ栽培する。 2.ハウス,トンネル栽培では換気をして,通風を良好にする。 3.排水を良好にし,敷わら,マルチ栽培をする。 |
黒星病(キュウリ) |
1.ハウスでは換気をして,通風を良好にする。 2.灌水をひかえ,低温多湿にならないよう注意する。 |
モザイク病 黄化えそ病 退緑黄化病 |
1.圃場周辺の雑草等は,伝染源となる可能性があるので除草する。 2.前作でCGMMVが発生した圃場は,ウリ科以外の作物で1年以上輪作する。 |
センチュウ類 |
1.対抗植物を栽培する。 2.被害残根を除去する。 |
ワタヘリクロノメイガ,ウリギンウワバ,ハスモンヨトウ等のチョウ目害虫 |
1.被害株に生息している幼虫を,見つけ次第に捕殺する。 |
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