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更新日:2023年5月19日
ダイコンシンクイムシとも呼ばれ,幼虫がダイコン,ハクサイ,キャベツなどのアブラナ科野菜を加害する。成虫は葉柄の付け根付近に1粒ずつ産卵し,ふ化した幼虫は幼植物の芯部に寄生し,生長点付近の新葉をつづり合わせて食害する。本県での越冬は難しく,春に越冬地から飛来してくるものと考えられている。春は密度が低く,世代を重ねながら9~10月に発生が多くなる。幼虫による大きな被害は幼植物時だけで,栽培後期になると被害は目立たなくなる。発生量は年次によって大きく異なり,夏季が高温少雨の年には,発生が多くなる傾向がある。
1.幼苗期に加害されると芯止まりになるので,早期発見,早期防除に努める。
2.苗床は,被覆資材で覆い,成虫の侵入を防ぐ。
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ハイマダラノメイガ幼虫
ハイマダラノメイガ成虫
キャベツの被害
ハクサイの被害
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