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更新日:2021年6月18日
成虫は日当たりの良い畦畔、土手、山林の腐葉土中等で越冬しており、4月上旬頃から活動を始め、イネ科雑草を摂食する。イネが移植されると次第に近くの水田に移動し、イネの葉を食害する。越冬場所に近い水田や、地域の中で早く移植された水田で発生が多い。卵はイネの水面下の葉鞘部に産み付けられ、ふ化した幼虫が土壌中に入り、根を食害する。幼虫の発生が多いと生育が遅れ,茎数が減少する。ひどいときには株絶えとなる。活着が悪い水田では被害が大きくなる。
イネミズゾウムシ成虫(中央部)および被害葉(右上部)
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