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更新日:2024年4月10日
鹿島臨海工業地帯の主要産業である基礎素材産業においては、国際競争の激化や国内各社の事業拠点再編・集約化が進展するなど、事業環境は大変厳しい状況にあり、一方で、AI・IoT・ドローン等の技術の進展により、コンビナートの保安や生産のあり方も変革を迫られております。また、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行や世界的な脱炭素化の流れは、今後も企業の生産活動に極めて大きな影響を及ぼすことが予想されます。
こうした環境の中で、引き続き、鹿島臨海工業地帯が本県経済の牽引役として、また、地域の雇用の場としての役割を果たしていくためには、立地企業に対するより良い事業環境の整備やコンビナートのスマート化による高経年設備の維持・管理コストの低減など、更なる競争力の強化に取り組んでいく必要があります。
このため、令和2年5月に有識者、立地企業、県、鹿嶋市、神栖市等から構成される鹿島臨海工業地帯競争力強化会議及びその下部組織である鹿島臨海工業地帯競争力強化検討会議を設置し、競争力強化プランの評価や今後の取組内容等について議論を重ねてまいりました。
これまでの議論を踏まえ、今般、新たな指針となる「鹿島臨海工業地帯の競争力強化に向けた将来ビジョン」を策定いたしましたのでお知らせいたします。
また、将来ビジョンの策定と並行して、令和2年9月に立地企業、県、鹿嶋市、神栖市、消防本部等から構成されるスマート化推進部会を設置し、コンビナートのスマート化に向けた具体的な検討を進めてまいりましたが、今般、当工業地帯の第2類危険箇所内において非防爆携帯型電子機器を利用できるよう、「非防爆携帯型電子機器使用に係るガイドライン」を制定いたしましたので、あわせてお知らせいたします。
今後も、将来ビジョンに基づき、企業と行政等が目指すべき方向性を共有し、当工業地帯の更なる競争力強化に取り組んでまいります。
令和6年2月21日に鹿島セントラルホテルにて「スマートメンテナンスフェア in KAMISU」を開催いたしました。本イベントでは、スマート保安機器・サービスを扱っている企業による展示会やスマート保安の導入手順や関連ガイドライン・法令をとりまとめた「スマート保安導入ガイドブック」の説明会を実施いたしました。以下のとおり、ガイドブック含め、スマート保安導入事例集、展示会出展企業の紹介資料を掲載いたしますので、今後、スマート保安の導入を検討する際にご活用いただけますと幸いです。
「スマートメンテナンスフェア in KAMISU」を開催いたしました(イベントHP)
プラントにおけるドローン・スマートデバイスを活用したスマート保安導入ガイドブック(本編)(PDF:4,338KB)
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