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更新日:2016年7月31日
平成22年3月に開港した茨城空港。
現在、国内線は札幌、神戸、福岡、那覇の4便、国際線は中国の上海・深圳、台湾の台北の3便と、北へ、南へ、そして海外までひとっ飛び。
今回は、茨城空港の楽しみ方をたっぷり取材しました!
いばらき女性特派員
荻野由利子
【プロフィール】
水戸市在住
趣味:朗読、旅行、フラワーアレンジメント
1.「初めてでも使いやすい」シンプルでコンパクトな空港ターミナルビル
ターミナルビルを入るとチェックインカウンターがすぐ目に入ります。搭乗手続きは全て1階で完結し、さらに出発、到着ロビーも同じフロアとなっています。
国内線の場合、出発の20分前までに搭乗手続きを済ませ、15分前に待合室に入れば搭乗できます。まさに電車感覚で飛行機を利用できるのは、シンプルでコンパクトな茨城空港ならではです。
2.「安全で快適」人にやさしいバリアフリーの空港
ターミナルビル内で車椅子やベビーカーを借りることができ、トイレや駐車場などにも車椅子専用のスペースが設置されています。
車椅子ご利用の方は、車椅子に乗ったまま飛行機に搭乗することができます。また、茨城空港では駐機場を歩いて飛行機に搭乗しますが、雨の日は傘の貸し出しを行っています
3.「何日駐車しても無料」3100台分の駐車場
ターミナルビル正面の1300台分に加え、臨時駐車場の1800台分を含めて最大3100台分の駐車場が完備されています。入出場時間は5時30分から22時で、何日駐車しても無料です。
4.「片道500円」東京駅までの直行連絡バス
茨城空港―東京駅区間で直行連絡バスが運行されており、航空機利用者はなんと片道500円、それ以外の方は1200円で利用できます。事前予約制(利用日前日の19時まで)ですが、当日でも空席があれば乗車できます。
美ら海水族館(沖縄県)
茨城空港を19時に出発し、約3時間15分で那覇空港に到着する直行便が4月から運航しています。
到着後は、那覇市内で1泊し、翌日はレンタカーで首里城や美ら海水族館を訪れたり、ゴーヤチャンプルーなどおいしい沖縄料理を味わったり。ビーチでのんびりと過ごすのもいいですね。帰りは、那覇空港を7時25分に出発し、9時55分には茨城空港に到着するので、午後を有効に使うことができます。
九份(台湾)
今年の3月、台北便が新規就航し、約3時間半で台北に行けるようになりました。
台湾の見どころは数多くありますが、中でもおすすめなのが、人気アニメ映画のモデルにもなったと言われている九份。特に、ライトアップされた九份の街並みは、レトロ感が漂い、ぜひご覧いただきたい景色です。
そして、外せないのが台湾グルメ。ジューシーな小龍包や人気の台湾かき氷の食べ歩きもおすすめです。ショッピングやマッサージなど、いろいろな楽しみ方ができそうですね。
茨城空港は、航空自衛隊百里飛行場との共用空港で、送迎デッキからは民間機のみならず、戦闘機なども間近で見ることができます。
2階のレストランやカフェからは、飛行機を眺めながら食事を楽しむことができ、おすすめのスポットです。
奥久慈ポークを使ったソースカツ丼そば付き1,058円(税込)(すぎのや本陣)
また、ターミナルの南側には茨城空港公園があります。戦闘機と偵察機が展示されており、園内には芝生が敷かれています。小高い丘があり、そこから飛行機を眺めることもできます。
茨城空港公園
国際線グランドスタッフ(羽田タートルサービス株式会社)
小林礼佳(こばやしあやか)さん
カウンター業務のほか、出発時のゲート業務、到着時のお迎え、荷物のチェックなど多岐にわたる業務を行っ
ています。
高校生の時に羽田空港に行ったことがきっかけで、この仕事を志すようになりました。
次の目標は中国語をマスターすることです。
国内線グランドスタッフ(スカイマーク株式会社)
神尾友絵(かんのおともえ)さん
大学時代に学んだ得意の英語を生かして、外国人のお客さまへの接客も担当しています。一方通行にならな
いように相手の話を最後までよく聴くこと、メモを取ることを常に心掛けています。
高校生の時に沖縄への修学旅行で初めて飛行機に乗ったことが、この仕事を志すきっかけとなりました。
ランプ(駐機場)作業員(スカイマーク株式会社)
海老沢康明(えびさわやすあき)さん
航空機の離発着時の誘導業務、受託手荷物の搭降載などを行っています。
手荷物の搭降載を行う際には、飛行機が止まっている短い時間で、飛行機のバランスを考慮しながら慎重に手荷物を積み降ろすなど、常に安全を意識して仕事をしています。
飛行機に携わる仕事は、子どものころからの憧れでした。
いばらきスカイガイド
鬼澤玲子(おにざわれいこ)さん
現在、スカイガイドは4人おり、年間100回もの県内外でのイベントに交代で出向き、茨城空港の利用促進のためのPR活動を行っています。
茨城空港を利用したお客さまから「いつも使っているよ」「また使うよ」といったお声を掛けていただくと、とてもうれしくなります。
首都圏3番目の空港として開港した茨城空港は、ローコストへの取り組みや無料駐車場など他にはない工夫が施され、その利便性を実感することができました。
また、空港で働く皆さんが「飛行機が好き」とお話しされていたことが印象的で、憧れの仕事に就いたという誇りを持って、いきいきと働いていました。
先日、神戸便を利用しましたが、神戸までたった1時間15分で行くことができ、関西方面がとても身近になったと感じています。今後も、茨城空港の利便性の高さがますます注目され、利用者が増加していくことでしょう。(荻野由利子)
県空港対策課☎029(301)2761
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