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更新日:2019年5月9日
この資料は,県政記者クラブとの定例記者会見での発言内容を要約したものです。
知事定例記者会見の動画は,こちらから視聴いただくことができます。
(作成:報道・広聴課)
令和元年5月9日(木曜日)
10時30分~10時40分 会見室
NHK(幹事社):幹事社のNHKです。よろしくお願いします。
まず幹事社の方から質問をさせていただきます。1つ目ですが,元号が令和になって第1回目の記者会見となりましたが,新しい時代となって,知事の所感をお願いします。
知事:昭和から平成に変わった時と随分違っていて,令和を迎えたということで,日本全体が非常に明るい気持ちで喜びをみんなで分かち合うことができたのかなと思います。
10連休ということもあって,これから新しい時代に向けて,皆さんがまた一から自分たちのこれからやっていくこと,あるいは考えていくことを見つめ直して,新しいところに第一歩を踏み込もうという気持ちになれる,元号の切り替わりなのではないかなと思っています。
知事:現在,まだ集計が終わっていないのですが,10連休のおかげで観光客の入込状況はおおむね好調ということで,特にひたち海浜公園は,開園以来最多となる58万3,000人と,昨年と比較して27万人くらい増加しているということで,非常にたくさんの方に訪れていただいたと思います。
その他にも,アクアワールド茨城県大洗水族館でありますとか,あるいは北茨城の御船祭でありますとか,日立の神峰神社大祭礼でありますとか,何年かに一度の大きなお祭なども同時に行われていたということもありまして,大変多くの方に県内に来ていただいたと認識しております。
知事:第1回の勉強会では,オンラインでの参加という委員もいらっしゃる中で,当事者の皆様が抱える課題であるとか,あるいは企業としての取り組みであるとか,慎重意見も含めてさまざまな貴重なご意見をいただいたのかなと思っています。
今後の勉強会でさらに議論を深めて,性的マイノリティの方の生活上の困難を解消するため,県として何ができるか,パートナーシップ制度も含めて広く議論をしていきたいと思っています。
NHK(幹事社):ありがとうございます。幹事社からは以上です。各社,お願いします。
知事:基本的に,現在のところは,40歳未満あるいは以上にかかわらずヨウ素剤を配布するということが県の規定でございますが,国の方針を今後注視していくということだと思います。
毎日:特に,次の切り替え時期というのがあると思うのですが,その時には,どちらかというと,今までどおりとする方向なのか,それとも指針に従う方針なのか,どちらに。
知事:それは指針の内容がどのように確定するかを最終的に見守った上で判断したいと思っています。
知事:条例案というのは常に我々としては持っています。原案ですから。原案を示しながら,たたき台が無いとそもそも意見を聞けませんので,たたき台を示しながらご意見を伺っているという状況で,それは引き続き今後も変わらないということです。
毎日:もし条例案が既にできていたのであれば,その懇談会の場で先に条例案を示した上で意見を聞くべきだと思いますが,その辺については。
知事:条例案という形で示さなくても,我々としては今こういうふうに考えているということを示しながら懇談会の意見を聞いて,その意見を踏まえながら再検討していくということには変わり無いと思います。
毎日:これからいろいろと,明日も(懇談会が)あると思うのですが,その辺の意見をということ。
知事:そういうことです。
毎日:わかりました。ありがとうございます。
読売:高萩市の自殺の件についてお聞きします。基本的には,一義的に高萩市の対応ということになると思うのですが,県として,今後,この問題にどのようなスタンスで関わっていくご予定でしょうか。お願いします。
知事:もう既に,事案発生以来,県としては,市教育委員会及び学校に適切な指導・アドバイスができるように,現場にも行っておりますし,また,スクールカウンセラーを5月5日から臨時保護者会に派遣するなど,継続して学校及び高萩市をサポートするような取り組みを進めております。
読売:今回,高萩市ということですが,県内の他の市町村にも同じような形で指導というか注意喚起などもしていくということでしょうか。
知事:今日,県の学校長会総会がございますので,その後少し時間をいただいて,県の教育長及び義務教育課から,児童生徒の命をどういうふうに守っていくかということについての指導の徹底を図っていく予定です。
読売:わかりました。ありがとうございます。
知事:純粋に驚き,非常にありがたいことだなと思っています。茨ひよりさんがそれだけ認知されているということと,あと,コスプレイヤーの方も県内に在住されている方で,非常にコスプレイヤーとしても人気の高い方のようなので,我々としても非常にありがたいなと思っています。
時事:わかりました。ありがとうございます。
知事:初めての外国のクルーズ船の寄港ということで,ちょうど時期も,ネモフィラとか,最高の時期に来ていただいて,また天気も,寄港された前の日が寒かったにもかかわらず,その日は非常に快晴で温暖な気候だったということもあって,すごく喜んでいただけたのではないかなと思っています。
ちょっと漏れ聞こえたところによると,笠間稲荷に訪問された方が,巫女さんと触れ合う機会があったようで,非常に喜んでいて,一緒になって写真を撮っていたとか,そういう話を伺っています。
クルーズ船の前に地元の方に協力をいただいて出していた,いろいろな出店も含めて,好評だったのではないかなと考えています。
茨城:今後の観光振興において,外国クルーズ船についてどのような可能性を感じていらっしゃいますか。
知事:今後もさらに3隻寄港する予定があるわけですが,今回,我々として得られたこと,学んだことを生かしながら,さらなる寄港に向けて,乗組員だけではなくてお客様も含めて,いろいろな方々が茨城県に寄港されて喜んでいただけるような取り組みをしていきたいと思っています。
あともう一つ聞いたのは,皆さん,クレジットカードとかキャッシュレスで支払いをされたがるというのが非常に多いようでございまして,キャッシュだけしか受け付けないお店だと,せっかくクルーズ船のお客さんに寄っていただいてもなかなか対応できないということも実際にあったようなので,そういうところなどを含めて今後の反省点なのかなと思っています。
茨城:ありがとうございます。
NHK(幹事社):各社,よろしいでしょうか。それでは,以上で終了とさせていただきます。ありがとうございました。
知事:どうもありがとうございました。
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