ホーム > 茨城県の各部局の業務案内 > 農林水産部 > 出先機関 > 農業総合センター病害虫防除部(病害虫防除所) > 病害虫資料室 > サツマイモ-アワダチソウグンバイ
ここから本文です。
更新日:2023年5月19日
成虫は体長が約3ミリメートルで,前翅の周縁部と一部の翅脈上に顕著な棘を列生し,前翅に多数の特徴的な褐色斑がある。幼虫は褐色の紡錘形で多数の棘がある。主に葉裏に生息し,幼虫は集団で生息する場合が多い。本種はサツマイモ以外にも,ヒマワリ,キク,ナス等,多種の作物に寄生・加害する他,セイタカアワダチソウ等のキク科雑草にも寄生することが知られている。
葉に寄生し吸汁することにより,葉に白いかすり状の白斑症状を生じるとともに,黒い粘液状の排泄物が付着することにより,葉がすすけて汚れる。
1.現在,サツマイモでの登録薬剤はない。
2.圃場周辺のセイタカアワダチソウ等のキク科雑草は,発生源となるので密度が高くなる前に除草を徹底する。
※画像の無断使用および転用を禁じます。
成虫(写真上部)および幼虫(写真下部)
被害葉
このページに関するお問い合わせ
病害虫の発生状況や、適切な防除方法は地域により異なる可能性があります。病害虫の防除や農薬についてのご相談は、お住まいの都道府県にある病害虫防除所等の指導機関にお問い合わせください。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください