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更新日:2023年5月29日
発病の適温は18~20℃と比較的低いことから,発生は本田初期である。浸冠水を受けた後,2週間ほどで葉に病徴があらわれる。症状は,葉の幅が広くなり,カスリ状の斑点が入る。株全体が黄化,萎縮する。移植10~50日後頃のイネが浸・冠水を受けると発病,被害が大きい。
病原菌は主に水辺のイネ科雑草や作物に寄生して越冬する。翌春,発病した植物体上に胞子のうが形成され,降雨や浸冠水にあうとその中から遊走子が泳ぎだし,イネに感染する。
1.浸冠水を避けることが最も大切なので,河川改修や用排水路の整備等は有効である。本病が発生すると,いもち病にかかりやすくなる。
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発生状況
葉の症状
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