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更新日:2023年5月19日

サツマイモ-ナカジロシタバ

発生及び被害の状況と発生条件

 県内では,年3回発生。若齢幼虫はつる先の若い葉を食害し,点々と小孔をあける。幼虫は成長するにつれて摂食量が増加し,老齢幼虫になると葉柄だけを残して食い荒らすため,多発した畑では丸坊主となって,地表面が見えるようになることもある。成熟した幼虫は,土中に潜って土マユをつくりその中で蛹になる。

防除のポイント

1.つる先,上位葉に食害痕が点在している発生初期(若齢~中齢幼虫期)に防除を行う。
2.防除の際は,葉裏に幼虫が生息しているため,薬剤が葉裏までかかるように散布する。

 

※画像の無断使用および転用を禁じます。

ナカジロシタバ中齢幼虫 ナカジロシタバ中齢幼虫

ナカジロシタバによる初期被害 ナカジロシタバによる初期被害

 

このページに関するお問い合わせ

農林水産部農業総合センター病害虫防除部発生予察課

〒319-0292 茨城県笠間市安居3165-1(園芸研究所内)

電話番号:0299-45-8200

FAX番号:0299-45-8255

病害虫の発生状況や、適切な防除方法は地域により異なる可能性があります。病害虫の防除や農薬についてのご相談は、お住まいの都道府県にある病害虫防除所等の指導機関にお問い合わせください。

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