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更新日:2023年5月30日
成虫は日当たりの良い畦畔,土手,山林の腐葉土中等で越冬しており,4月上旬頃から活動を始め,イネ科雑草を摂食する。イネが移植されると次第に近くの水田に移動し,イネの葉を食害する。越冬場所に近い水田や,地域の中で早く移植された水田で発生が多い。卵はイネの水面下の葉鞘部に産み付けられ,ふ化した幼虫が土壌中に入り,根を食害する。幼虫の発生が多いと生育が遅れ,茎数が減少する。ひどいときには株絶えとなる。活着が悪い水田では被害が大きくなる。
1.例年発生が多い場合は,育苗箱施薬を行う。育苗箱施薬をしていない水田では,成虫の生息密度が要防除水準(8頭/10株)となった場合に防除を行う。
越冬後のイネミズゾウムシ成虫
イネミズゾウムシ幼虫による被害田
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