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更新日:2024年4月3日
成長したオスの手が長く伸びることからテナガエビと呼ばれており、テナガエビ科に属する淡水域や汽水域に広く分布している小型のエビです。
また、霞ヶ浦北浦では秋口に漁獲されるその年生まれのエビは”ザザエビ”、5月頃~9月頃の産卵期に卵を抱いたメスは”真子持ち”とも呼ばれています。
テナガエビ テナガエビの雄
霞ヶ浦北浦にはテナガエビとよく似たスジエビというエビも生息していることから霞ヶ浦北浦周辺では特に区別することなく「川エビ」とも呼ばれることもあり、重要な水産資源として漁獲・利用されてきました。
令和4年の霞ヶ浦北浦におけるエビ類の漁獲量は20トンで、全国の内水面漁業におけるエビ類の漁獲量(120トン)の約17%のシェアを占めています。
より詳しい情報については、水産試験場内水面支場の「いばらき魚顔帳」もご覧ください。
漁獲されるサイズによって様々な加工品にされる川エビは、「釜揚げ」や「佃煮」などに加工されて販売・流通されることが多いですが、近年は生のもの(冷蔵・冷凍)を道の駅やスーパー、インターネット通販などで購入できる機会が増えてきたため、「かき揚げ」や「素揚げ」などにして自宅で調理して楽しめるようになってきました。
テナガエビの釜揚げ
えびの佃煮
えびと野菜のかき揚げ
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