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更新日:2024年7月4日
脳脊髄液減少症とは、脳脊髄液が“減少状態”になるために、頭痛をはじめとする種々の症状が出現する疾患です。
【原因】
・特発性:外傷などの明らかな原因がない場合
・外傷性:交通事故、スポーツ、日常生活上の転倒、打撲、暴力など
・医原性:脊椎手術、腰椎穿刺、整体治療など
・その他:出産など
【症状】
・急性期の主症状としては、起立性頭痛が重要であるが、頚部痛、悪心、めまい、耳鳴りなどを伴うことも少なくない。
・慢性期症状として
(1)頭痛(起立性が主)、頚~腰痛、四肢痛などの疼痛症状
(2)全身倦怠感、易疲労性
(3)めまい、耳鳴り、視機能障害(視力低下、まぶしい等)などの脳神経症状
(4)動悸、息切れ、消化器症状(悪心、食欲不振、下痢など)などの自立神経症状
(5)注意力低下、記憶力低下、うつなどの高次脳機能症状
(6)その他、不眠、易感染性、内分泌症状など
治療法には、ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)があります。本人の静脈血を硬膜外腔の髄液が漏れている周辺に注入し、血液が固まる性質を利用して漏れを防ぐものです。
2016年4月より、国の診断基準で「脳脊髄液漏出症」と診断された場合、ブラッドパッチ療法が保険適用になりました。
脳脊髄液減少症の診察が可能な医療機関一覧(PDF:78KB)
2016年7月に県内医療機関へ調査を行い、公表に同意いただいた医療機関の情報を2023年3月に更新しました。
掲載してるデータは2023年3月時点のものであり、受診の際には、必ず事前に受診を希望する医療機関にお問い合わせください。
治療法については、担当医師とよくご相談ください。
※医療情報ネット(ナビイ)からも脳脊髄液減少症の診療等が可能な医療機関を検索できます。
「医療情報ネット(ナビイ)茨城県トップページ」(外部サイトへリンク)
<検索の手順>
(1)「他の項目で探す」をクリック
(2)「その他疾病への対応」にチェックを入れて、「決定」をクリック
脳脊髄液減少症の診療
「学校におけるスポーツ外傷等による脳脊髄液減少症への適切な対応について」((外部サイトへリンク)平成29年3月21日)
認定NPO法人 脳脊髄液減少症患者・家族支援協会(旧称:鞭打ち症患者支援協会)(外部サイトへリンク)
脳脊髄液減少症患者支援の会・子ども支援チーム(外部サイトへリンク)
詳細は,次のバナーをクリックしてください。
栃木県脳脊髄液減少症対応可能医療機関について(外部サイトへリンク)
千葉県脳脊髄液減少症の診療病院について(外部サイトへリンク)
埼玉県脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)の診察・治療が受けられる医療機関(外部サイトへリンク)
福島県脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)について(外部サイトへリンク)
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