総務企画委員会 調査結果
平成26年度の全常任委員会共通の重点テーマ「茨城のイメージアップに繋がる魅力発見とPR戦略」に関し,総務企画委員会(福地源一郎委員長)においては,茨城のイメージアップに繋がる魅力あるものとして,「最先端の科学技術を活かした取組」,「豊かな自然や食資源等を活かした取組」,「交通インフラを活かした取組」の3つを掲げ,さらに,それらをいかに効果的に情報発信していくかについて,審査テーマといたしました。 |
平成26年7月30日(水曜日)
<日本ハムファクトリー(株)茨城工場>
日本ハムのハム,ソーセージ製品の3割を生産している日本最大で最新の工場である日本ハムファクトリー(株)茨城工場において,工場の概要(面積,生産能力等)や食の安全に対する取り組み等について,担当者(製造部長等)から説明を受けました。またハム,ソーセージ製品の製造工程について視察を行い,実際に原料(豚肉)がソーセージとなり,梱包され,出荷されるまでの一連の流れを確認しました。
<霞ヶ浦ダックツアー(日本水陸観光株式会社)>
日本水陸観光株式会社(土浦市共催)では,本年5月から,土浦市内の観光と霞ヶ浦のクルージングを水陸両用バスで行う「霞ヶ浦ダックツアー」を開始しています。当日,委員は運行コースである土浦駅東口から乗車し,霞ヶ浦の湖上を体験乗船した後,ラクスマリーナ会議室において,運行コースの状況や湖上での安全性,また乗車実績や今後の予約状況(見込み)などについて確認調査しました。
平成26年7月2日(水曜日)
<筑波大学 サイバニクス研究センター>
つくば国際戦略総合特区のプロジェクトのひとつとして位置づけられている人間の身体機能の拡張及び増幅することを目的として開発されたロボットスーツHALの概要や実用化への取り組みなどについて,筑波大学大学院の山海教授から説明を受けました。ロボットスーツHALは,医療福祉分野をはじめ,工場などでの重作業支援や災害現場でのレスキュー活動など,幅広い分野での活躍が期待されています。
<筑波大学 藻類・エネルギーシステム研究拠点>
筑波大学藻類エネルギーシステム研究拠点において,藻類バイオマスエネルギーの実用化への取り組みについて,筑波大学の渡辺教授等から説明を受けました。石油代替燃料として期待されている藻類オイルは,高い生産能力を有するバイオマス(資源)として注目されており,この施設では,藻類オイルの大量生産技術を確立し,世界的なエネルギー問題の解決に貢献するとともに,健康食品や医薬品など,様々な藻類産業の創出を目指しています。
<つくばエクスプレス線,守谷駅付近工事現場(首都圏新都市鉄道(株))>
つくばエクスプレス線 守谷駅付近の設備増強工事(追越設備工事,入出庫の複線化工事)の概要,また現場において工事の進捗状況について,首都圏新都市鉄道(株)から説明を受けました。工事の完成により,列車ダイヤに大きな影響を与えることなく,より安定的な運行が可能となることや都心への時間短縮など利便性の高い運行が可能となります。
平成26年5月21日(水曜日)
<竜神大吊橋(常陸太田市)>
常陸太田市では,竜神大吊橋において今年の3月から新たにバンジージャンプというスポーツ観光を取り入れ,県北地域の誘客促進と地域の活性化を図っています。開始以来,順調に伸びている渡橋者数や物産センターの売り上げ状況,また今後の計画等について調査しました。
なお,当日は,神達岳志委員と外塚潔委員の2人が,日本最大級(高さ100メートル)となるバンジージャンプを実際に体験しました。
<いばらき中性子医療研究センター(東海村)>
いばらき中性子医療研究センターにおいて,がん細胞を中性子ビームで狙い撃ちする次世代がん治療(ホウ素中性子捕捉療法「BNCT」)の概要について,整備を進めている筑波大学産学官連携チームから説明を受けるとともに,今年度中の完成を目指している施設の整備状況について調査しました。<J−PARC(東海村>
日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構が共同で建設・運営している世界最高性能の研究施設であるJ−PARCの概要や,今年2月に実験を再開した物質・生命科学実験施設における実験内容などの説明を受けるとともに,施設を調査しました。
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