わたしたちの県議会 茨城県議会

常任委員会活動状況

県議会総務企画委員会の県内調査(鹿行地区)の結果について


 県議会総務企画委員会(白田信夫委員長)は,平成21年7月31日(金)に鹿行地区において,下記のとおり県内調査を実施いたしました。



1 「北浦複合団地」の概要及び企業立地推進策等について
 行方市武田地区の北浦複合団地において,県企画部事業推進課の今瀬課長及び政策審議室の野口政策監兼立地推進室長から,団地の概要及び企業立地推進状況について,説明を受けました。
 同団地の総面積は192.7ha,うち分譲面積が129.5haで,現在,第1期分75.0haを整備し,広域交通ネットワークの整備進展に伴う物流面での優位性をはじめ,素材型産業が多く立地する鹿島臨海工業地帯に近接していることや,本県が首都圏の食料供給基地としての特性を有していること等の優位性を活かして,立地企業の誘致を進めているとのことでした。

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※「北浦複合団地」において説明を受ける総務企画委員会委員


2 潮来市における,茨城空港の開港及び東関東自動車道水戸線の
   延伸等を見据えたまちづくりについて

 潮来市役所(潮来市辻626)において,P田千春潮来市長から,来年3月に開港する茨城空港や,本年4月に整備計画路線に格上げされて事業に着手した東関東自動車道水戸線の延伸等を見据えた,今後のまちづくりについて,説明を受けました。
 松田市長からは,東関東自動車道水戸線の延伸で,茨城空港と成田空港が一つの高速道路で結ばれることから,両空港を活用した国際観光都市づくりを推進するとともに,産業活性化のための企業の誘致やアクセス道路の整備による定住人口の増加等を推進していきたいとの考えが示されました。

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※「潮来市役所」での調査に臨む総務企画委員会委員と地元議員


3 常陸川水門の稼働状況及び魚道の整備状況について
 国土交通省関東地方整備局霞ヶ浦河川事務所神栖出張所において,同事務所の鎌形管理課長等から,常陸川水門の概要及び水門が果たす役割のほか,平成19年度から3ヶ年事業として整備が進められている魚道の整備状況について,説明を受けました。
 常陸川水門は,昭和38年,霞ヶ浦が常陸利根川と経て利根川と合流する場所に,利根川からの洪水の逆流防止と渇水時に利根川河口から遡上する塩水が霞ヶ浦に流入するのを防止することを目的として建設された施設でしたが,平成8年度からは,霞ヶ浦開発事業に伴い,霞ヶ浦の水を農業や工業,飲用に利用するための水位管理を行うようになったとのことでした。
 このような役割から閉鎖してる時間が長く,魚類や底生動物などの移動を妨げてしまうため,水門の上下流の生物が行き来できるように,平成19年度から常陸川水門の右岸側(利根川側)に,幅員2m,長さ135mの魚道を整備してるとのことでした。

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※「常陸川水門」において説明を受ける総務企画委員会委員


4 その他
 北浦複合団地に向かう途中の車内において,県企画部空港対策課の薮中課長から,来年3月に開港する茨城空港周辺のアクセス道路の整備状況等について説明を受けました。



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