農林水産委員会 調査結果
平成26年の全常任委員会共通の重点テーマ「茨城のイメージアップにつながる魅力発見とPR戦略」に関する農林水産委員会(村上典男委員長)の審査テーマは,「豊富な農林水産物のPRと販売促進」,「県オリジナル品種の普及拡大と新品種・新技術の開発」,「拡大する耕作放棄地の解消」です。 |
平成26年8月20日(水曜日)
<ココ・ファーム・ワイナリー(栃木県足利市)>
ココ・ファーム・ワイナリーは,障害者支援施設こころみ学園を母体として生まれ,施設入所者が自立のため葡萄の栽培やワイン醸造等の作業を行っています。6次産業化の成功例であり,その製品が近年高い評価を受けているココ・ファーム・ワイナリーにて,創設の経緯やこれまでの取り組み等について説明を受け,ワイン醸造施設等の調査を行いました。写真は,説明を受ける委員の様子です。
<鬼怒川南部地区勝瓜頭首工(栃木県真岡市)>
鬼怒川南部地区は,鬼怒川流域の茨城県西部の筑西市外5市1町及び栃木県南部の真岡市外1市にまたがる水田約9千haの稲作を中心とした農業地帯です。本地区の農業用水の取水施設である勝瓜頭首工は,供用開始から約40年が経過し老朽化していたため,平成21年度から4年間かけて護床工やゲート設備などの改修が行われました。
今回,改修後の施設を視察し,改修内容について説明を受けました。
写真は,説明を受ける委員の様子です。
平成26年7月23日(水曜日)
<有限会社瑞穂農場(常陸大宮市)>
有限会社瑞穂農場は,国内でも有数の大規模農場で,子牛生産から肥育まで,一貫した生産体制で牛肉を生産し,自社ブランド「瑞穂牛」として販売しています。今回,肉牛の生産現場のほか,同社が取り組む酪農や堆肥の製造について視察を行いました。
写真は,肉牛の管理状況等について説明を受ける委員の様子です。
<有限会社ナガタフーズ(笠間市)>
有限会社ナガタフーズでは,高品質な大根を生産し,「刺身のつま」や「大根おろし」に加工して販売しているほか,大根を用いた自社ブランドのドレッシング販売や栗菓子の生産等,6次産業化にも取り組んでいます。創業の経緯や今後の課題などについて説明を受けた後,製造施設の視察を行いました。
写真は,製造施設を視察する委員の様子です。
<株式会社小田喜商店(笠間市)>
株式会社小田喜商店では,日本一と言われる笠間の栗をペーストや栗菓子などに加工し,付加価値を高めて販売しています。新品種の栗「ぽろたん」を用いたおこわや焼き栗等の紹介を受けた後,製造施設の視察を行いました。
写真は,栗の選果機等を視察する委員の様子です。
平成26年5月12日(月曜日)
<株式会社リッチフィールド美浦(美浦村)>
株式会社リッチフィールド美浦は、東急建設株式会社の子会社で、耕作放棄地に国内最大級のパプリカ栽培施設を建設し、昨年より生産を開始しています。東急建設株式会社が農業参入に至った経緯等について説明を受けた後、最新鋭の環境制御装置を備えた約2haのガラス温室を視察しました。
写真は、説明を受ける委員の様子です。
<神栖市海岸防災林における松枯れ被害状況等>
津波被害等に対して減災効果の高い海岸防災林について、松くい虫被害等により松枯れが生じて公益的機能が低下しているため、県では、被害木の伐採や広葉樹植栽による樹種転換を図るとともに、被害予防のための薬剤散布を実施しています。現地にて、松枯れの現況、植栽の状況等について説明を受け視察を行いました。
写真は、県担当課の説明や住民の話を聴く委員の様子です。
<なめがた農業協同組合(行方市)>
なめがた農業協同組合の甘藷(かんしょ)部会では、美味しさを追求した甘藷の栽培や貯蔵施設の整備等により高品質な甘藷を通年で安定的に出荷する体制を確立するとともに、調理法にこだわった美味しい「焼き芋」の販売に取り組むことで産地をPRし、販売額を伸ばしています。これまでの取り組み等について説明を受けた後、平成24年に整備した定温・低湿度で管理できる甘藷貯蔵施設を視察しました。
写真は、甘藷貯蔵施設を視察する委員の様子です。
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