わたしたちの県議会 茨城県議会

常任委員会活動状況

県議会農林水産委員会の県内調査(県北・県央地区)の結果について


 県議会農林水産委員会(福地源一郎委員長)は,平成23年10月21日(金),下記のとおり県内調査を行いました。

 

1 宮の郷木材流通センター
 平成22年12月竣工の県産材供給拠点。敷地面積2.3haに管理棟,作業棟兼倉庫と10ゲート20ポケットの原木仕分装置1基,原木展示場及びストックヤード18,647平方メートルを備える。
 年間原木取扱量(共販:5万立法メートル,その他:5千立法メートル)
 屋内で,概要について説明を受け,原木仕分装置などの視察を行った。

宮の郷木材流通センター
※宮の郷木材流通センター


2 間伐の現地
 間伐の概要について,美和工芸ふれあいセンターにて説明を受け,実際に間伐を実施している現場に場所を代えて,高性能林業機械(ハーベスタ等)による低コスト間伐作業システムのデモンストレーションを視察した。

間伐の現場(常陸大宮市小田野地区)
※間伐の現場(常陸大宮市小田野地区)


3 御前山ダム
 那珂川周辺に広がる約8,617haの農地に安定的に農業用水を供給するために,那珂川に合流する相川に建設された岩と土を材料としたロックフィルダム。
 ダム自体は平成21年9月に完成し,その後外構工事を行ってきた。現在,水を溜めてから抜いて安全を確認しているところ(湛水試験中であり),ほぼ満水状態となっている。ダムの満水量は650万t。水深は,最深で30m。湛水試験中の状況を視察しながら,説明を受けた。


4 茨城中央農協
 栗の出荷量日本一の茨城県であるが,笠間市はその栽培面積が県下トップであり,茨城中央農業協同組合から,栗の一次加工品(ペースト,栗粉など)を利用した6次産業化の取組について,また,笠間市から「食と農のクラフトinかさま農業の展開」,「栗のグレードアップ会議における産地振興」,「農産品ブランド化推進」など,農商観連携の取組について,JA営農推進センターにて,説明を受けた。



""もどる