わたしたちの県議会 茨城県議会

常任委員会活動状況

県議会農林水産委員会の県内外(県西地区,東京都)調査の結果について


 県議会農林水産委員会(加倉井昭喜委員長)では,平成20年5月28日(水)〜29日(木)に下記のとおり,県内外調査を実施いたしました。



1 KEK(協和施設園芸協同組合)グループ:5月28日
  KEK(協和施設園芸協同組合)グループにおいて,消費者に高品質の農産物を提供するために,独自に栽培技術を研究し,また生産農家ならではの視点から,様々な工夫を取り入れ自ら開発した糖度センサー付き選果機を導入し,糖度9度以上の高糖度トマトだけをフルーツトマトとして安定的に生産・出荷するグループの取組みについて説明を受けるとともに,実際の栽培の状況と選果の様子を調査しました。

写真
※KEKグループのフルーツトマト栽培ハウスで説明を受ける農林水産委員会委員


2 常総市水田農業推進協議会:5月28日
  常総市大生郷地区において,米の生産調整の一方策として,水田において飼料用稲を栽培し,これを飼料として,水田に簡易な電気牧柵を設置し,肉牛の放牧を行う「耕畜連携」の取組みを調査しました。
  この取組みは,米の生産調整に資することはもとより,この放牧技術の活用により,耕作放棄地の解消や,放牧による肉牛の良好な生育環境の確保など,耕種農家と畜産農家相互にメリットが生まれ,さらには地域の環境保全にもつながるなど,多方面に効果が期待される先進的な取組みとして注目されています。

写真
※常総市大生郷地区の水田放牧調査を行った農林水産委員会委員


3 東京都中央卸売市場「大田市場」(大田区東海):5月29日
  東京都中央卸売市場「大田市場」を早朝訪問し,青果物仲卸業者売場における活気ある取引状況を視察しました。
  その後,同市場内の会議室において,青果物卸売業者である東京青果株式会社の宮本常務から大田市場における農産物の取引状況の説明を受けるとともに,茨城の農産物の販売促進方策等について,意見交換を行いました。
  また,茨城県農産物販売推進東京本部の朝日本部長からは,本県農産物の販売を促進するためのPRや販売促進など同本部の取組状況について,説明を受けました。

写真
※東京中央卸売市場「大田市場」で説明を受ける農林水産委員会委員



""もどる