わたしたちの県議会 茨城県議会

常任委員会活動状況

県議会農林水産委員会の県内調査(県北地区)の結果について


 県議会農林水産委員会(委員長:加倉井昭喜)では,平成20年10月3日(金)に下記のとおり県内調査を実施いたしました。



1 肉用牛の生産,育成一貫経営の取り組み等について(常陸大宮市東野)
  茨城県畜産センター肉用牛研究所を会場に,有限会社和洋茨城牧場の島崎代表取締役より,従来の肥育のみの経営に加え,新たに繁殖部門を導入し,子牛の生産から肥育までの一貫経営による,効率的で高品質な肉牛生産に向けた取り組みについて,また県畜産センター肉用牛研究所の相澤所長からは,当研究所が行う,県内の優良肉牛生産のための優良な種雄牛造成や,低コストで高品質の肉牛を生産するための技術研究等について説明を受けました。
  その後,有限会社和洋茨城牧場で,牛の個体別に適切な授乳を行う哺乳ロボットをはじめ,分娩牛舎や堆肥舎などの施設を視察しました。

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※(有)和洋茨城牧場を視察する農林水産委員会委員


2 間伐推進モデル事業の概要について(常陸大宮市小舟地区)
  常陸大宮市緒川総合支所において,本年度から森林湖沼環境税を財源として,毎年1,200ヘクタールの間伐を実施するに先立ち,その実施体制を構築することを目的に常陸大宮市で実施された間伐推進モデル事業の概要について説明を受けるとともに,高性能林業機械を利用した間伐作業の様子などを視察しました。

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※間伐作業の様子を視察する農林水産委員会委員


3 奥久慈グリーンライン林道整備事業の概要(常陸大宮市照山地区)
  平成7年度から林業活性化のために取り組まれている奥久慈グリーンライン林道整備 事業のうち,昨年全線工事が完了した照山線の概要について説明を受けるとともに,ガードレールなどに間伐材を利用するなど,間伐材の公共利用にも配慮した林道の状況を視察しました。



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