わたしたちの県議会 茨城県議会

常任委員会活動状況

県議会農林水産委員会の県内調査(県央地区)の結果について


 県議会農林水産委員会(委員長:加倉井昭喜)では,平成20年11月6日(木)に下記のとおり県内調査を実施いたしました。

 

1 水産試験場の試験研究の概要と漁業調査指導船「いばらき丸」の調査
  県が所有する調査指導船「いばらき丸」において,県水産試験場の川前場長から,水産試験場が取り組む,人工衛星の情報を漁業者に提供するリモートセンシング技術や,本県の水産資源の付加価値を高め,漁業者の収入安定を図るための加工,処理技術の研究状況等について説明を受けるとともに,燃油高騰対策の一つとして,より精度の高い魚影情報を漁業者に提供し,効率的な操業を目的に実施される「省エネ型漁場探索実証事業」の作業の様子を視察しました。

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※いばらき丸の船内で説明を受ける農林水産委員


2 畑地かんがいを導入したほ場整備事業(県営畑地帯総合整備事業)の実施状況
  水戸市の岩根町集落センターにおいて,県営畑地帯総合整備事業(飯富岩根地区)(事業期間H3〜H24予定)の実施状況を調査しました。
  調査では,水戸土地改良事務所の根本所長,水戸地域農業改良普及センターの本橋センター長から事業の進捗状況,農作物の作付け状況について説明を受けるとともに,受益地である飯富・岩根・那珂西土地改良区の小圷理事長から,これまで洪水や冠水に悩まされていた地域が,事業の実施により災害の心配がなくなったことや,かんがい用水の活用によって新たな作物の導入や,高品質の野菜を安定的に生産することが可能になった点など,事業の効果と今後の期待などについて意見を聴いた後,かんがい用水を利用して栽培される特産の「軟白ネギ」の作付け状況などを視察しました。

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※かんがい用水を利用した畑における作付け状況を調査する農林水産委員



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