わたしたちの県議会 茨城県議会

常任委員会活動状況

防災環境商工委員会 調査結果

 防災環境商工委員会(荻津和良委員長)の平成24年度のテーマは「本県防災対策の強化」及び「県内ものづくり産業の振興」です。
 平成23年に発生した東日本大震災や福島第一原発事故などを受け,防災対策の見直しが急務であることから,大規模複合災害を含めたあらゆる災害に即応する防災対策を検討していきます。
 また,経済活動のグローバル化に伴い,国内外の競争が激しさを増しており,県内中小企業の競争力強化を図る必要があることから,新製品・新技術開発支援や,成長分野への進出支援などを検討していきます。

 以下,調査の概要につきまして,随時御報告いたします。
 (写真をクリックすると拡大します。)

平成24年10月11日(木曜日)

<県立県民文化センター(水戸市)>

 県立県民文化センターは,文化芸術の振興と,県民の知識・教養の向上を図るため,各種公演事業の開催等により,施設の利用促進に取り組んでおります。
 同センターの概要及び東日本大震災による被害からの復旧状況について説明を聴取し,施設の調査を実施しました。
 写真は施設の復旧状況を調査している様子です。

施設の復旧状況を調査している様子

<県工業技術センター(茨城町)>

 県工業技術センターは,ものづくり企業への技術相談や依頼試験,設備利用,受託研究等の様々な支援を行うことにより,県内企業の発展及び地域産業の振興に寄与している同センターの事業内容について説明を聴取し,施設・設備の状況を調査しました。
 写真は同センターの設備について調査している様子です。

設備について調査している様子

平成24年8月27日(月曜日)

<住友金属工業株式会社鹿島製鉄所(鹿嶋市)>

 住友金属工業株式会社鹿島製鉄所は,鋼板並びに建材の製造拠点として,付加価値の高い製品を製造し,世界トップレベルの生産性を持つ鉄鋼一貫製鉄所です。また,環境保全,省エネルギー,資源リサイクルの各種課題にも積極的に取り組んでおります。
 防災環境商工委員会は,東日本大震災により大きな被害を受けた同製鉄所のコークスガスホルダーや岸壁クレーンの復旧状況及び避難設備の新設等の防災対策について説明を聴取し,施設の調査を実施しました。
 写真は防災対策などの説明を受けている様子です。

防災対策などの説明を受けている様子

<県立鹿島産業技術専門学院(鹿嶋市)>

 県立鹿島産業技術専門学院は,職業能力開発促進法に基づき県が設置運営している公共職業能力開発施設です。
 労働者の職業の安定と地域経済の発展に寄与することを目的として,新規学卒者訓練をはじめ,在職者訓練や離転職者訓練等を実施しています。
 同学院の事業内容について説明を聴取し,職業実技訓練の状況を調査しました。
 写真は職業実技訓練を調査している様子です。

職業実技訓練を調査している様子

県外調査(青森県・岩手県)平成24年7月11日(水曜日)〜13日(金曜日)

<農業生産法人 有限会社 柏崎青果(青森県上北郡おいらせ町)>

 農業生産法人(有)柏崎青果では,青森県産の主力商品である「にんにく」に付加価値を付けた「熟成おいらせ黒にんにく」を開発し,平成20年に「第1回ものづくり新世紀青森県元気企業顕彰」,「第16回あおぎん賞」を受賞するなど,さらなる商品開発を進めています。防災環境商工委員会では,同社を調査し,ものづくりへの姿勢,取り組みについて説明を受けるとともに,今後に向けての課題等について意見交換を行いました。
雇用促進住宅の被害を調査している様子

<いわて第2クリーンセンター(岩手県九戸郡九戸村)>

 いわて第2クリーンセンターは,廃棄物処理施設として全国で初めてのPFI事業によるセンターであり,岩手県内で発生する多種多様な廃棄物や,青森・岩手県境における大量の不法投棄産業廃棄物の処理を行っています。一方,省エネ・資源リサイクルの促進,周辺環境への取り組みにより,地球温暖化の防止及び資源循環型社会の形成に貢献しています。同センターの設置の経緯及び廃棄物処理の流れ等について説明を受けるとともに,処理施設を調査しました。
いわて第2クリーンセンター視察の様子

<岩手県環境保健研究センター(岩手県盛岡市)>

 岩手県環境保健研究センターは,岩手県での健康と環境に関する科学的・技術的拠点となっています。また,海外の大学等との技術的な交流や,国際シンポジウムの開催などにより積極的な国際活動を行っています。同センターの沿革及び事業概要の説明を受けた後,試験研究設備等を調査しました。
岩手県環境保健研究センター視察の様子

<地方独立行政法人 岩手県工業技術センター(岩手県盛岡市)>

 (独)岩手県工業技術センターは,ものづくりに関わる方々への技術支援を行うことにより,県内企業の発展,地域産業の振興に寄与しています。また,「復興支援室」を設置して,震災復興にも重点的に取り組む同センターの,業務内容及び研究の成果,実験棟施設の機器や設備について説明を受け,意見交換を行いました。
(独)岩手県工業技術センター視察の様子

平成24年5月8日(火曜日)

<つくば市北条地区>

 5月6日に発生した竜巻による被災状況等の概要について,つくば市役所の災害対策本部から説明を受けた後,竜巻の被災地区(つくば市北条)の雇用促進住宅や商店街等の状況について現地調査を行いました。
 写真は雇用促進住宅の被害を調査している様子です。

雇用促進住宅の被害を調査している様子

平成24年5月21日(月曜日)

<陸上自衛隊施設学校(ひたちなか市)>

 陸上自衛隊勝田駐屯地及び部隊の概要や,防衛任務上における施設学校の役割,国際貢献活動について説明を受けた後,災害発生の連絡を受けてから派遣を決定するまでのデモンストレーションを見学しました。
 また,訓練や実際の災害時において使用される人命救助セットや自走浮橋等の装備品について展示いただき,説明を受けました。
 写真は左がデモンストレーションの様子,右が装備品の説明の様子です。

デモンストレーションの様子 装備品の説明の様子

<水戸精工株式会社(ひたちなか市)>

 樹脂(プラスチック)加工を主とする同社は,昨年の東日本大震災により第二工場が被災しましたが,県の中小企業グループ補助金を活用し,新たに建て直しを行いました。また,震災前から着工していた事務棟も昨年6月に完成するなど,積極的に設備投資に取り組んでいる有力企業です。
 最先端の設備と最新鋭のIT技術により時代や顧客のニーズに応える同社の,新しいものづくりの形態,品質改善・環境への取り組み等について調査を行いました。
 写真は工場内で説明を受けている様子です。

工場内で説明を受けている様子



""もどる