県議会環境商工委員会の県内調査(県北地区)の結果について |
県議会環境商工委員会(森田悦男委員長)では,平成20年8月6日(水)に下記のとおり県内調査を実施しました。 |
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1 地域商業の新たな取り組みについて(常陸太田市,常陸太田市商工会) 少子高齢化社会の進行や大型店の郊外進出,消費者ニーズの多様化など,商店街を取り巻く環境の変化に伴い,商店街にはかつての賑わいがなくなりつつあります。こうしたことから本委員会では,「地域商業活動の支援」を今年のテーマに取り組んでおります。 今回視察した常陸太田市では,常陸太田市商工会と連携し,合併後の市全域において,独居老人や老人世帯を対象にした高齢者買物支援宅配事業「にこにこ宅配サービス」を行っているほか,商店街の活性化を図りかつての賑わいを取り戻そうと,商店街活性化事業等を展開しています。 また,同商工会では,商店街の空き店舗の解消を図ろうと,チャレンジショップ支援事業(県,市補助事業)を行い,昨年,3店舗が新たにオープンしました。 当日は,鯨ヶ丘商店会会長の案内により,子供の居場所づくりのために子供たちが自由に遊べるようにと店舗の奥座敷を開放した駄菓子やチャレンジショップでオープンした店舗等を視察したほか,平成19年度の商店街活性化コンペ事業(県補助事業)において,最優秀プランになった鯨ヶ丘倶楽部の活動拠点である大型の空き店舗を活用したダンススタジオ等を視察しました。 委員の「鯨ヶ丘商店街の将来構想は」との質問に対し,「歴史ある建物や古い街並みなど地域資源を活用するとともに,ポイントポイントに店が出来はじめていることから,これらをつなげ賑わいある商店街づくりを展開したい」などと応答していました。 | |
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2 茨城県鳥獣センターの概要(茨城県鳥獣センター,(財)茨城県農林振興公社) 茨城県鳥獣センターは,傷病鳥獣の保護・飼養等を行うとともに,野生鳥獣の観察の場を県民に提供するための施設として,昭和44年5月に県が開所した施設です。施設内には現在,傷ついたオオタカやノスリなどの猛禽類をはじめ,キジ,アオゲラなどの鳥類が,回復し,放鳥できるように飼養されています。 当委員会では,同センターの施設及び業務の概要等について,指定管理者の(財) 茨城県農林振興公社から説明を受けました。 なお,同センターは,現在県が,平成21年4月1日から平成26年3月31日までの5年間の管理運営業務を行う指定管理者の募集を行っております。 |
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