県議会環境商工委員会の県内調査(県南地区)の結果について |
県議会環境商工委員会(森田悦男委員長)では,平成20年10月9日(木)に下記のとおり県内調査を実施しました。 |
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1 霞ヶ浦湖上体験スクールの概要(土浦市) 茨城県では,森林,平地林・里山などの身近な緑,霞ヶ浦をはじめとする湖沼・河川など,豊かな自然環境を守ることなどを目的に,今年度から森林湖沼環境税を導入し,森林の保全や湖沼等の水質保全のための事業を実施しています。 当委員会では,新税を活用して行っている事業のうち,意識啓発活動の一つとして行われている,「霞ヶ浦湖上体験スクール」の事業概要について調査を行いました。 県霞ヶ浦環境科学センターにおいて,担当の県環境対策課長から事業概要の説明を受けた後,土浦港に移動し,委託先である(株)ラクスマリーナの船に,石岡市立北小学校4年生(児童13名,教員2名)とともに乗船して,霞ヶ浦の水利用や汚れの原因,霞ヶ浦の昔と今の姿などのパネル説明や,船上での透明度測定,プランクトンの採取・観察等,実際に行われているスクールの様子を視察しました。 参加した児童は,かつて行われていた湖水浴の写真に驚くとともに,「霞ヶ浦を好きになった」,「霞ヶ浦をきれいにしたい」など,霞ヶ浦などの豊かな水と美しい自然の大切さなどを学んでいました。 | |
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2 サンケァフューエルス株式会社(土浦市) サンケァフューエルス株式会社の角井代表取締役から,同社で取り組んでいるバイオディーゼル事業等の説明を受けるとともに製造プラントの視察を行いました。 同社は,平成16年6月に筑波大学発第34番目のベンチャー企業として,土浦市(木田余)に設立され,筑波大学の松村名誉教授(同社取締役)のもと,ヒマワリの種を原料にしたバイオディーゼル事業や排出権事業(CDM事業),副産物の有効利用などの研究開発事業に取り組んでいます。 同社で製造されたバイオディーゼル燃料は,土浦市コミュニティーバスや県霞ヶ浦環境科学センターのバス等の運行に活用されているほか,来る11月1日から9日にかけて行われる第23回国民文化祭・いばらき2008のシャトルバスの運行にも使用されます。 |
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