保健福祉委員会 調査結果
平成26年の全常任委員会共通の重点テーマ「茨城のイメージアップにつながる魅力発見とPR戦略」に関する保健福祉委員会(鈴木亮寛委員長)の審査テーマは,「県立病院を中心とした高度・先進的ながん医療の取り組み」,「シルバーリハビリ体操やヘルスロードの活用等による健康寿命の延伸」です。 |
県外調査(北海道) 平成26年7月23日(水曜日)〜7月25日(金曜日)
<手稲渓仁会病院(北海道札幌市)>
手稲渓仁会病院は,ドクターヘリの運航や手術支援ロボット「ダビンチ」導入を積極的に実施するなど,先進的で高度な治療の提供を目指し力を注ぎ,地域医療の充実に貢献しています。手稲渓仁会病院が行っている救急医療業務やその課題についての説明を受けた後,ドクターヘリの基地を視察しました。
<特別養護老人ホーム青葉のまち(北海道札幌市)>
特別養護老人ホーム青葉のまちは,入居者が自立した日常生活を営むことへの支援を目的としたユニットケア施設であるとともに,ユニットリーダー研修実地研修施設として,研修生を受入れ,福祉・介護サービスを担う人材の育成に貢献しています。青葉のまちの概要の説明を受けた後,福祉・介護の現状についての質疑応答を行いました。
<市立札幌病院(北海道札幌市)>
市立札幌病院は,札幌市内の基幹総合病院であり,平成25年8月には自治体病院としては道内初の「地域医療支援病院」の指定を受けるなど,地域医療の充実に貢献しています。市立札幌病院の概要や地域がん診療連携病院としての役割,救急医療業務についての説明を受けた後,救命救急センターなどの病院内を視察しました。
<社会福祉法人はるにれの里 札幌市自閉症者自立支援センターゆい(北海道札幌市)>
札幌市自閉症者自立支援センターゆいを運営している社会福祉法人はるにれの里は,重度の自閉症児・者,発達障害児・者の支援に先駆的に取り組み,障害のある人も地域で安心して暮らせる社会の実現に向けて力を注いでいます。センターの概要の説明を受けた後,重度の自閉症児・者,発達障害児・者の支援に取り組んでいる施設内を視察しました。
平成26年7月10日(木曜日)
<常陸大宮済生会病院(常陸大宮市)>
常陸大宮済生会病院は,へき地医療拠点病院として,県北内陸部の地域医療の中心的な役割を果たしており,平成18年7月の開院以来,医療情報システムを積極的に導入するなど,質の高い医療提供を目指しています。病院の業務内容やへき地医療などが抱える課題などについて概要説明を受けた後,へき地医療や救急医療などに貢献している病院内を視察しました。
<常陸大宮市国保美和診療所(常陸大宮市)>
常陸大宮市国保美和診療所は,へき地診療所として,医科・歯科が一体となって,地域住民の健康維持向上を目指しており,訪問診療による在宅医療を推進しています。診療所の業務内容について概要説明を受けた後,訪問診療の現況などについての質疑応答を行うとともに,医科・歯科業務を行っている診療所内を視察しました。
平成26年6月30日(月曜日)
<社会福祉法人愛正会 愛正会記念 茨城福祉医療センター(水戸市)>
愛正会記念 茨城福祉医療センターは,県立こども福祉医療センターの廃止に伴い,その後継施設として,社会福祉法人愛正会が県の関与・支援を受けながら整備・運営を行う医療型障害児入所施設として,平成26年4月にオープンしました。事業概要や機能訓練の充実や家族を含めた治療体制の確立を目的として運営されている施設について説明を受けた後,レスパイトセンターなどの施設を調査しました。
<県立中央病院(笠間市)>
県立中央病院では,高度・先進的ながん医療に取り組んでいます。がん医療の取り組みなどについて説明を受けた後,高度・先進的ながん医療を行う放射線医療センターなどの施設を調査しました。
<動物指導センター(笠間市)>
動物指導センターでは,動物愛護及び狂犬病予防業務に取り組んでいます。本県の動物愛護の現況等について説明を受けた後,今後の本県の動物愛護施策について質疑を行いました。
平成26年5月14日(水曜日)
<日本薬品工業株式会社(稲敷市)>
日本薬品工業株式会社では,医薬品製造業許可を取得し,ジェネリック医薬品(後発医薬品)を製造しています。また,同社の同一施設内には,研究開発部門と物流部門が設置され,一般用医薬品や健康食品の製造も行っています。ジェネリック医薬品の製造等について説明を受けた後,施設内を視察しました。
<シルバーリハビリ体操(つくばみらい市)>
つくばみらい市では,シルバーリハビリ体操を介護予防の中心に据えて介護予防事業に取り組んでいます。シルバーリハビリ体操を取り入れた介護予防事業等について説明を受けた後,1級指導士による3級指導士養成講習会を視察するとともに,実際に体操に参加しました。
|
もどる |