保健福祉委員会 調査結果
県議会保健福祉委員会(福地源一郎委員長)の平成24年度の閉会中委員会のテーマは「安心して医療を受けられる体制づくり」です。 |
平成24年11月15日(木曜日)
<県立茨城学園(那珂市)>
県立茨城学園は,家庭・学校・地域に適応できず問題行動を起こした児童生徒を受入れ,健全な心身の育成と共に望ましい社会の一員としての自立が図られるよう支援しています。概要について説明を受けた後,教室や寮などを視察しました。<株式会社日立製作所 日立総合病院(日立市)>
株式会社日立製作所日立総合病院は,災害拠点病院や地域がん診療連携拠点病院などの指定を受け地域の中核病院としてとても重要な役割を果たしています。9月から導入した最新鋭の手術支援ロボット「ダヴィンチ」の稼働状況や,10月から運用開始となった県北初の救命救急センターの概要などについて説明を受けた後,救命救急センターを視察しました。平成24年10月5日(金曜日)
<株式会社日立製作所ひたちなか総合病院(ひたちなか市)>
株式会社日立製作所ひたちなか総合病院は,地域の中核病院として通常の外来診療等のほか,二次救急,小児救急などとても重要な役割を果たしています。その概要について説明を受けた後,東日本大震災でも効果があった免震構造や病棟のオープン形式のスタッフステーション,救急治療室などを視察しました。<ひたちなか市休日夜間診療所(ひたちなか市)>
株式会社日立製作所ひたちなか総合病院と同敷地内にあるひたちなか市休日夜間診療所は,平日夜間及び休日の救急診療に対応しています。その概要について説明を受けた後,施設内も視察しました。<あすなろの郷(水戸市)>
あすなろの郷は,県社会福祉事業団が指定管理者となっており,民間では処遇困難な重度重複障害者などを受け入れセーフティネットとしての役割も果たしています。概要の説明を受けた後,重症心身障害児者の日常生活支援などを行っている施設を視察しました。平成24年7月27日(金曜日)
<西南医療センター病院>
茨城西南医療センター病院は,地域の中核病院として外来診療のほか,救命救急,周産期母子医療,臨床研修,災害時のDMAT派遣など様々な対応をしています。茨城西南医療センター病院では,運営状況等について説明を受けた後,今年5月に新築された地域周産期母子医療センターを視察しました。
左は,概況の説明を受ける様子。右は,新しく整備された畳の分娩室を視察する様子。
<古河福祉の森診療所>
古河福祉の森診療所は,二次・三次の予防活動として保健,医療,介護,福祉が連携して診療,健康診断,往診,通所や訪問のリハビリ事業を行っているほか,発達障害へは独自の発見・支援システムにより特にきめ細かな対応をしています。古河福祉の森診療所では,事業概要等について説明を受けた後,診療所内の施設を視察しました。
左は,概況の説明を受ける様子。右は,リハビリ療法室を視察する様子。
県外調査(兵庫県) 平成24年7月11日(水曜日)〜13日(金曜日)
<兵庫県立淡路景観園芸学校(淡路市)>
兵庫県立淡路景観園芸学校は,農業や園芸の精神や身体へ与える効用に注目し,高齢者や障がい者等の健康の増進や生活の質の向上を目的とした園芸療法に関する知識や技術を習得した園芸療法士を育成しています。兵庫県立淡路景観園芸学校では,園芸療法の内容や卒業生の就職事情(活躍の状況)等について説明を受けるとともに,質疑を行いました。
<兵庫県災害医療センター(神戸市)>
兵庫県災害医療センターは,阪神大震災を教訓に開設され災害時にも対応できるような構造や設備を採用しており,平時も救命救急に対応するほか基幹災害拠点病院としてDMATやその他の研修事業などにも力を注いでいます。兵庫県災害医療センターでは,事業概要や医療機関として災害に対応する組織の考え方などについて説明を受けるとともに災害時に情報提供や関係機関の連携に中心的役割を担う情報指令センターなどを視察しました。
<にこにこハウス医療福祉センター(神戸市)>
にこにこハウス医療福祉センターは,神戸市で初の重症心身障がい児施設として平成13年に「しあわせの村」内に建設され,医療ケアから外来診療,訓練まで幅広いサービスを提供しています。にこにこハウス医療福祉センターでは,事業概要について説明を受けるとともに施設内の視察をしました。
<先端医療センター>
先端医療センターは,神戸市の推進する神戸医療産業都市プロジェクトの中核施設で,再生医療の臨床応用としての最先端医療の提供・研究,映像医療研究開発,医薬品開発等での治験事業などの取り組みをしています。先端医療センターでは,神戸医療産業都市プロジェクトや先端医療センターの概要について説明を受けるとともに,質疑を行いました。
平成24年6月22日(金曜日)
<土浦訪問看護ステーション>
土浦訪問看護ステーションは,公益社団法人茨城県看護協会が運営しており,在宅医療者の生活の質を確保し豊かな人生を全うすることを看護の立場から支援することを目的に,訪問看護師が利用者宅を訪問して健康状態の観察・管理,リハビリテーション看護などを行っています。土浦訪問看護ステーションでは,活動等の状況について説明を受けるとともに,質疑を行いました。
左は,概況の説明を受ける様子。右は,訪問看護ステーションの事務室内を視察する様子。
<県立医療大学>
県立医療大学は,脳血管や筋肉等の疾病による下肢の運動機能に障害を有する人たちに生活支援ロボットであるサイバーダイン社のロボットスーツHALを装着していただき,ロボットスーツを適用できる症例や利用時の注意などを検証する実証研究を行っています。県立医療大学では,実証研究の概況や今後の方向性等について説明を受けるとともに,ロボットスーツHALを装着しての研究の状況を視察しました。
左は,ロボットスーツHALの装着の作業を視察する様子。右は,装着した状態での歩行を視察する様子。
<特別養護老人ホーム ようよう>
特別養護老人ホームようようは,5月に入所が開始となった新しい施設で,運営している医療法人の各施設との連携や医師の指導の下,高度な介護や心身の健康維持,機能回復につとめており,その概況等について調査を行いました。平成24年5月16日(水曜日)
<福島県庁>
福島県では,昨年3月の東日本大震災に関連して発生した福島第一原子力発電所の事故により放出された放射性物質の健康への影響について,全県民を対象とした健康管理調査や18歳までの全県民を対象とした甲状腺検査などを実施しています。福島県庁では,これらの状況について説明を受けるとともに,質疑を行いました。
左は,挨拶をする福地委員長,右は,委員が説明を受ける様子。
<福島市立福島第三小学校>
福島市では,本年2月に移動式ホールボディカウンタを購入し,全市民を対象に優先順位をつけて検査を実施しています。検査を実施するために小学校を訪れた移動式ホールボディカウンタを視察するとともに,検査の状況等について説明を受けました。
左は,移動式ホールボディカウンタで実際に検査を体験し結果等の説明を受ける委員,右は,教室で検査状況等について説明を受ける様子。
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