わたしたちの県議会 茨城県議会

常任委員会活動状況

県議会保健福祉委員会の閉会中委員会現地調査結果について


 県議会保健福祉委員会(小田木真代委員長)では,本年の委員会重点審査テーマである「医療提供体制の充実」に関する調査の一環として,平成21年5月25日(月)に下記のとおり県立3病院において現地調査を実施しました。



1 県立こども病院(水戸市)
 県立こども病院の概要,課題などについて,土田昌宏院長から説明を受けるとともに,NICU,GCU,クリーンルーム,成育在宅支援室などを視察しました。
 説明の中では,医師確保,経営改革への取り組み状況などのほか,今年4月から日製日立総合病院(日立市)の周産期母子医療センター休止の影響から増加が見込まれる,県北地域の新生児受け入れへの対応等が報告されました。

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※NICU(新生児集中治療室)を視察する県議会保健福祉委員会委員


2 県立友部病院(笠間市)
 県立友部病院において,土井永史院長から,病院経営の健全化,睡眠外来の新設など病院改革の取り組み状況や,精神科救急ネットワークの構築,薬物関連障害医療,慢性重症例への対応など,友部病院が取り組む各種プロジェクトの内容について説明を受けました。
 また,平成23年度開院に向けて本年度建て替え工事に着手する新病院の模型が示され,その特長や新病院建設による病院経営改善方針などの説明を受けるとともに,精神科救急治 療室,新病院建設予定地などを視察しました。

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※友部病院の建て替え建設予定地を視察する保健福祉委員会委員


3 県立中央病院(笠間市)
 県立中央病院において永井秀雄病院長から,現状や経営改革への対応,救急医療への取り組みなどについて説明を受けるとともに,新型インフルエンザの感染に対応する発熱外来や透析センター,化学療法センター,救急センターなどの施設を視察しました。
 経営改善への取り組みについては,医師,看護師の確保対策,透析センター,化学療法センターの拡充,リニアックの増設,救急医療体制の充実などが進められていることが報告されました。



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