文教警察委員会 調査結果
平成26年の全常任委員会共通の重点テーマ「茨城のイメージアップに繋がる魅力発見とPR戦略」に関する文教警察委員会(萩原勇委員長)の審査テーマは,教育庁関係は「茨城のイメージアップに繋がる教育施策と今後のPR戦略」,警察本部関係は「交通マナーの向上対策」「県・自治体,地域住民及びボランティア等との連携推進」です。 |
平成26年7月3日(木曜日)
<水戸市立国田小中学校>
水戸市立国田小中学校は,県内初の施設一体型小中学校として平成7年度に開校しており,今年度から小規模特認校として少人数教育の良さを生かし,学区外からも通学可能となりました。また,小中一貫教育の継続性を生かして小学校から英会話の授業を実施したり,小学6年生から部活動を始めるなど,先進的な取り組みを実施しております。今回の調査では,小中一貫教育の特色について説明を受けるとともに,実際の授業の様子を視察しました。
<アクティブセーフティトレーニングパーク(栃木県芳賀郡茂木町)>
アクティブセーフティトレーニングパークは,(株)本田技研工業の子会社である(株)モビリティランドが運営するツインリンクもてぎ内の施設で,運転イメージと現実の運転操作との違いを学べる多彩なプログラムにより,運転技能の向上と安全マインドを学べる参加体験型の研修施設です。今回の調査では,安全運転普及の取り組みについて説明を受けるとともに,実際に自動車を運転して急ブレーキとABSの発動効果などについて体験しました。
平成26年5月22日(木曜日)
<首都高速道路株式会社西東京管理局>
首都高速道路では毎年1万件を超える交通事故が発生しており,交通事故を減らすことで事故による渋滞の解消などが図れないかとの思いから,平成19年から東京スマートドライバープロジェクトを発足させました。これは,他人に配慮する心をもつドライバーを顕在化することでそのような運転をしようという主体性を広めようという取り組みで,褒める,シェアする,楽しむをキーワードに展開されており,その運動の輪は全国的に広がりを見せている状況にあります。
<武蔵野東高等専修学校>
武蔵野東高等専修学校は,健常児と自閉症児が分け隔て無く共に学ぶ混合教育(インクルーシブ教育)を実践している他に例のない学校です。混合教育により,健常児にとっては心の教育の実践となり,自閉症児にとっては社会自立へ向けてのよい刺激となっています。
また,ラグビー部の活動を通じての熱心な生徒指導においても成果をあげており,就職実績も毎年100パーセントを達成しています。
平成26年5月8日(木曜日)
<県立竜ヶ崎第一高等学校>
県立竜ヶ崎第一高等学校は,独自の学習プログラム(Rプログラム)を平成20年度から導入しているほか,いばらき版サイエンスハイスクールとしての医学難関理工系進学コース設置やディベート・チャレンジ校としての英語教育などに取り組んできており,筑波大学のほか医学部や難関大学への現役合格実績で成果が出てきています。本年度からは,文部科学省の指定を受けてスーパーサイエンスハイスクールとしてさらに取り組みを強化していくこととしており,今回の調査では,1年生の「金属の合成」と「和算に学ぶ」の授業を視察しました。
<県立つくば工科高等学校>
県立つくば工科高等学校は,産業技術の進展や地域の要請に応じたものづくり人材育成を図るため,本年度入学生からは従来の3学科から4学科に改編しました。改編後の学科はそれぞれが特徴のあるものとなっていますが,中でもロボット工学科は他にあまり例のない学科であり,今回の調査では,音を感知して作動するロボットや人間の腕の動きに合わせて同じように動くロボットなどについて同学科の生徒から説明を受けるなどしました。
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