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更新日:2022年7月4日
本県流域下水道事務所職員(元職員を含む)による論文が、下水道協会誌優秀論文賞に選ばれました。
受賞名:令和4年度下水道協会誌優秀論文賞(実務部門)
受賞者:皆川忠三郎(茨城県)、石渡恭之(茨城県)、山口大樹(茨城県)、荒井隼(茨城県)
題目 :反応槽の風量低減と使用するブロワの組み合わせの適正化による省エネルギー化と窒素除去率の改善
掲載誌:下水道協会誌、vol.58、No.699、pp.95-103、2021
本論文は、平成27~28年に流域下水道事務所霞ケ浦浄化センターで行った研究成果です。
本研究では下水処理場運転において消費電力の多くを占めるブロワ電力量の低減を目的として、
「反応槽への風量を減らす工夫」と
「風量が低く済む時間帯には使用するブロワをより消費電力の低いブロワの組み合わせとする適正化」
実施によるブロワ電力量低減への効果を検証しました。
その結果、ブロワ電力量が低減(最大7.2%)され、加えて窒素除去率が改善できることも明らかになりました。
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