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更新日:2024年6月30日
本県では、野生鳥獣(イノシシ、アライグマ、ハクビシンなど)による農作物被害金額が約3億5800万円(令和4年度)となるなど、農家の生活に深刻な影響を与えています。
イノシシは本来、臆病でおとなしい性質ですが、興奮状態にある場合や、至近距離で突然出会った場合は注意が必要です。また、発情期(晩秋〜冬)だけでなく、年中出没の可能性があります。
急に走って逃げようとするのは、イノシシを興奮させるので大変危険です。興奮している場合は、後ろを向くと襲ってくることもあるので、なるべく背中を見せないで、ゆっくりと後退しましょう。その際にはカバンなどで、太い血管が通っている腿の内側を守るのも◎
追いかけたり、石を投げたりしてはいけません。興奮して突進されたり、噛みつかれたりすることがあります。
近くに母イノシシがいる可能性が高いです。また、絶対に食べ物を与えないでください。人への警戒心を低下させ、「人は食べ物の供給源である」と学習させてしまいます。
野生鳥獣を人里に侵入させない環境づくりが大切です。
畑周辺のやぶを刈り払って見通しをよくする
侵入防止柵:設置後の定期点検も忘れずに
墓のお供え物:生活ゴミやお供え物は放置しない
果樹:収穫しないままの果樹は伐採する
耕作放棄地:動物の隠れ場所になるため刈り払う
県環境政策課☎029(301)2946
県農村計画課☎029(301)4264
体高30~40センチメートル程度の小型のシカで、生後約半年で繁殖可能となる。目の下に大きな臭腺(眼下腺)があり、オスは12~15センチメートル程度の角と発達した牙がある。「ギャー」という特徴的な大きな声で鳴く。
【目撃情報・捕獲褒賞金制度】
県内目撃情報を写真や動画とともに提供すると、1情報あたり2000円。周囲を含めて撮影してください。捕獲者(※)には1頭あたり30000円を交付。
※捕獲には狩猟免許、有害鳥獣捕獲許可が必要です。
頭胴長40~60センチメートル。県内ほぼ全域で生息が確認されており、農作物への食害や家屋侵入などの被害が出ている。かわいらしい外見とは異なり非常に狂暴。噛む力も強く、鋭い牙を持っているので、噛まれると大けがをする可能性がある。感染症のリスクもあるので注意。
【目撃したら】
お住まいの市町村へご連絡ください。
クビアカツヤカミキリ
首は鮮やかな赤色。サクラ、モモ、ウメの木に生息。
ツヤハダゴマダラカミキリ
羽に多数の白斑がある。アキニレ、カツラの木に生息。
樹木の内部を食い荒らす。県内12市町で確認されているが、他の地域にも生息している可能性あり。7月が成虫発生のピーク。
【いばらきカミキリみっけ隊】
退治した外来カミキリムシを窓口に持ち込んだ方に、奨励金や限定グッズを贈呈します。(9月末まで)
特定外来生物ってなに?
外来生物のうち、生態系や農林水産業、人の生命・身体へ被害を及ぼす恐れがある生物(法律で指定)を指します。特定外来生物は、飼育や栽培、生きたままの運搬などが規制されています。
A.アナグマB.タヌキC.ハクビシンD.アライグマ※特定外来生物
県生物多様性センター
☎029(301)2940
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