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更新日:2024年1月28日
化学的に合成された肥料や農薬に頼らない農業のことです。「環境にやさしい農業」として、SDGsの達成にも貢献することから、世界的にも注目されています。
また、農林水産省の登録認証機関の検査に合格した農産物には「有機JAS」マークが貼られているため、消費者は手軽に環境にやさしい農産物を選ぶことができます。
常陸大宮市三美(みよし)地区では、大規模有機農業団地の形成などが評価され、令和4年度農業農村整備優良地区コンクール農業振興部門で農林水産大臣賞を受賞しました
県では、持続可能な儲かる農業の実現に向けて、
などを支援しており、その結果、有機農業や有機野菜の販売店舗は、年々広がっています。
生物多様性の維持
植物や動物に由来する有機物などを活用して栽培することで、土壌に住む虫や、虫を食べる動物などが住みやすい環境が整います。
地球温暖化の防止
堆肥などを利用した適切な土壌管理により、より多くの炭素を取り込んで二酸化炭素排出量を削減します。
持続的な農業の実現
日本は化学肥料原料のほとんどを海外に依存しているため、国際情勢の影響を受けやすい農業構造ですが、有機農業では産業副産物を堆肥などとして活用しています。
全国的に注目されているJAやさとやJA常陸をはじめ、JA水戸などでも有機栽培の実施・拡大に向けた活発な取り組みを行っており、挑戦を続けています。
有機農業と一般的な農業は対立するものではありません。消費者の皆さんも、有機=新たな付加価値として、高付加価値で持続可能な茨城農業を創るために、応援をお願いします。
私たちは、「高品質・適正価格・安定供給」をモットーに、忙しい毎日を過ごされている皆さんに手軽においしい野菜を味わってもらえるよう、大切に育てています。
また、有機農業を「ちゃんと稼げる仕事」にすることで、家族やスタッフ、身近な人も幸せにすることを目指し、労働生産性を上げるために機械を積極的に導入するなど、スタッフが働きやすい職場づくりにも力を入れています。農業が、魅力のある仕事だと伝えていくことも、私たちの大切な仕事であると考えています。
有機栽培イチゴを始めました
代表の伏田直弘さん
約20年前に、電気関係の会社員から就農者へと転身して、ここまで頑張ってきました。現在は、土壌中の微生物の力を最大限に活用し、ベビーリーフやレタスなどを栽培しています。
有機栽培の特長は、こだわりの土づくりにより、野菜の持つうま味や甘みなどが強くなることです。ただし、化学農薬に頼らず栽培しているため、防虫対策に苦労があることを、消費者の方にもご理解いただければ幸いです。
栄養豊富な農産物を、皆さんにおいしく食べてもらえることが、生産者としてこの上ない喜びです。
サラダセットでも販売するグリーンオーク
代表の大和田忠さん
野村醸造の築100年の古民家を改装したフレンチレストラン。ふしちゃんファームの野菜を「つくばの有機野菜のサラダ」として提供しています。
常総市本石下2052☎070(9099)8592
【ランチ】11時30分~15時
【ディナー】17時30分~21時(予約制)
定休日/月曜日・隔週火曜日
地元の豊かな食材を厳選し、見た目にも美しい一皿を提供。セットのサラダやメインなどで、レインボーフューチャーの有機野菜が味わえます。
水戸市大工町1-2-1☎029(303)5115
【ランチ】11時30分~14時30分
【ディナー】17時~21時
ご夫婦で営む隠れ家的フレンチレストラン。レインボーフューチャーのベビーリーフがオードブルやサラダで味わえます。
下妻市南原62-3☎0296(44)0891
【ランチ】11時30分~14時
【ディナー】18時~22時
定休日/月曜日
県農業技術課☎029(301)3931
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