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更新日:2017年1月29日
県民の健康を支え、県の医療水準の向上に寄与するため、県立病院では、県内の各医療機関との連携強化と役割分担を図りながら、高度・専門医療や救急医療、災害医療などの取り組みを進めています。
都道府県がん診療連携拠点病院として、がんの予防、診断、治療(手術・化学療法・放射線治療など)や緩和ケアに取り組んでいます。
放射線治療装置「リニアック」
【最近のトピックス】安心な「お産」をお手伝い
安心して出産していただけるよう産科を再開しました。産婦人科医と助産師だけでなく、小児科医も待機する万全のサポート体制です。LDR室(※)も新設し、里帰り出産にも対応しています。
(※)陣痛室・分娩室・回復室が一体となった個室で、陣痛から回復までを移動することなく一室で過ごすことができます。
「茨城県立中央病院(外部サイトへリンク)」で検索
アルコール・薬物依存症に対応する薬物問題専門外来や睡眠医療、児童・思春期の子どもを対象にこころのケアを行う県内唯一の児童・思春期専門病棟の開設など、精神科専門医療に取り組んでいます。
児童・思春期デイケア棟内訪問学級
【最近のトピックス】熊本地震災害にDPAT(ディーパット)を派遣
災害時には被害者の心のケアが重要であることから、災害派遣精神医療チーム(DPAT)を院内に結成し、県内はもとより全国の災害に対応できる体制を取っています。
「茨城県立こころの医療センター」で検索
白血病など血液疾患に対する同種造血幹細胞移植や臍帯血移植に積極的に取り組むとともに、先天性心疾患患者に対する開心術など、子どもの難病に対する高度・専門医療の充実に取り組んでいます。
心臓血管外科手術の様子
【最近のトピックス】小児リハビリテーションを充実
手術後やハイリスク児のリハビリテーションに対応するため、機能訓練室を整備するとともに、理学療法士や作業療法士などを増員し、小児リハビリテーション提供体制の充実を図っています。
「茨城県立こども病院(外部サイトへリンク)」で検索
県立病院の外来診療は予約制(こども病院は医療機関などからの紹介予約制)です。まずは、身近なかかりつけ医にご相談ください。
「救急患者は断らない」を合言葉に、全員参加型の救急医療を提供するとともに、ドクターカーを導入して救命率の向上に取り組んでいます。
警察官通報による措置入院や緊急的な入院に対応する救急体制(24時間365日)を取っています。また、平日は精神科救急外来も設置しています。
県北・県央地域の小児救急中核病院として、24時間365日体制で、二次・三次救急医療に対応しています。
新生児救急車(NICU車)
睡眠中に「いびきがひどい」「息が止まっている」会議や打ち合わせの最中に「ついつい居眠りしてしまう」。
もしかしたら…睡眠時無呼吸症候群(SAS)かもしれません!
SASは生活習慣病の危険因子の一つとされており、脳卒中や心筋梗塞などの合併リスクが健常者よりも高くなると言われています。このため、睡眠医療を更に充実させ、県民の皆さんの健康寿命の延伸や交通事故防止などにつなげていくため、クリニックを開設しました。
診療は予約制のため、電話でご予約ください。
電話番号:029(226)6590(むこきゅうゼロ)
【施設案内】
月曜日は午後のみ、土曜日は午前のみ診療
【案内図】
0=決して眠くならない1=ときに眠くなる
2=しばしば眠くなる3=眠くなることが多い
5点未満…日中の眠気が少ない
5~10点…日中に軽度の眠気あり
11点以上…日中に強い眠気あり
合計ポイントが11点以上の方はSASが疑われます。
県病院局経営管理課☎029(301)6515
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